市況・需給の記事一覧

2024年4月22日 , ,

【容リプラ・製品プラ】
一括回収が89自治体まで増えるも、落札量は微減
再商品化計画への移行や容リルートからの離脱で

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会（以下、容リ協会）が実施する再商品化事業で2024年度における入札結果の詳細が公表された。プラスチック資源循環促進法（プラ新法）の施行後、容リプラと製品プラの一括回収が始まり、今回 […]

2024年4月8日

【2024年2月の廃プラ輸出統計】
輸出量が再び5万トンに
ＰＥＴフレークが量・価格を牽引

　貿易通関統計の2024年2月の廃プラスチック輸出量は、5万476トンで対前年同月比19.3％増となった。単価（FOB価格）は66.8円/kgと、前年同月と比べて2.4円/kg高く、4.6％の上昇となった。前月に比べても […]

2024年3月25日 ,

【日本プラスチック工業連盟】
2023年のプラスチック原材料生産が2年連続減少
製品販売はフィルム・シート8％減、車・家電で10％増

　日本プラスチック工業連盟がまとめた2023年（1～12月）のプラスチック原材料の生産量実績は、塩化ビニル樹脂（PVC）だけが前年実績を僅かに上回ったが、ポリエチレン（PE）、ポリスチレン（PS）、ポリプロピレン（PP） […]

2024年3月11日 ,

【2024年2-3月PETボトル市況】
容リルートで遠東石塚が9割前後の独占地域も
事業系PETに振替需要が殺到、輸出も強含む

　PETボトルの市況は、容リ協によるリサイクル事業の2024年度上期の入札結果が公表され、回復傾向が鮮明となった。落札平均単価は49.5円/kgと7円/kgの上昇をみせ、中部以西では60～70円/kgの価格に達した。遠東 […]

2024年3月11日

【2024年1月の廃プラ輸出統計】
PETフレークの輸出、1万トン台続く
海外需要強く、中国向けにも600トン

　貿易通関統計によると、2024年1月の廃プラの輸出量は3万9,604トンで、前年同月比53％増だった。前月の2023年12月は7万319トンだったので、3万715トン減（44％減）となった。1月は年末年始の期間、港湾機 […]

2024年3月4日 , ,

【容リ・製品プラの再商品化事業】
材料リサイクルが躍進、富山環境整備が5万9千トン落札
鉄鋼向けのケミカル苦戦、注視される産廃プラへの影響

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会は2024年度の再商品化事業の落札結果の数量と価格の速報を公表した。対象は、プラスチック、PETボトル、紙製容器包装、ガラスびんの4品目。PETボトルは上半期分で、すでに落札業者別 […]

2024年3月4日 , ,

【2024年度上期 PETボトル入札結果】
前年度下期より7円/kg上昇、-49.5円/kgに回復
遠東石塚が6割強落札、西高東低の価格体系に

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会が実施するリサイクル事業で、2024年度（令和6年度）上期のPETボトルの落札結果の詳細が発表された。半期毎の入札であるため、公表の時期が他の3品目よりも早い。平均落札単価は-49 […]

2024年2月26日 , ,

【24年1-2月の廃プラ処理単価・有価プラ市況】
物流問題で産廃プラの収集運搬費も上昇
有価プラのフィルム・パレットは軟化

産廃プラのコスト変動と発生状況 　産廃の処理費は横ばい傾向にある。セメントメーカーによる排出元への営業攻勢が下げ要因の一つであったが、昨夏よりこうした動きも落ち着いた。その後も在庫減の場面で断続的な攻勢もあるが、処理費水 […]

2024年2月2日

【2023年1～12月の廃プラ輸出統計】
廃プラ輸出が10年ぶりに増加
PETフレークやPVCなどが牽引

　財務省貿易通関統計によると、2023年の廃プラの輸出量は合計60万6374トンとなり、前年比7.6％増で、2013年以来、10年ぶりのプラス成長となった。量が回復した一方で、通年でみた平均単価は61.5円/kg（FOB […]

2024年1月12日

【2023年11月の廃プラ輸出統計】
PETフレークの輸出増が全体を牽引
平均輸出単価は年内最安値まで下落

　貿易通関統計によると、2023年11月の輸出量は6万875トンだった。前月より減ったものの、6万トン台を維持し、対前年同月比では47.6%増だった。品種別では、PETフレークが1万3768トンで対前年比142.7％増の […]

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