2018年9月10日 ,

【バイオマス ボイラー】
FIT創設後、新たに15基が稼働へ
日本製紙、営業利益の約3割を電力で稼ぐ

日本製紙が最大級のボイラー 　FIT（再生可能エネルギーの固定価格買取制度）が2012年7月に創設されてから、製紙業界では15基のバイオマスボイラーが新たに計画された。すでに12基が稼働済みで、2基を除いてFIT制度を活 […]

2018年8月20日

【ファーイーストマテリアル】
廃プラ輸出、東南アジアもストップ
ペレット生産増設で需要を取り込む

　日本から輸出される廃プラの8割を受け入れていた中国向けが止まり、今年5月以降は東南アジア各国も輸入をストップする非常事態となっている。そんな厳しい状況の中、今年3月から使用済みPEフィルムのペレット生産工場を立ち上げた […]

2018年4月2日

【ウツミ リサイクル システムズ】
再生PETから製品まで一貫生産
容リ落札増加、古紙ルートも強化

　　1993年から再生PETボトルから最終製品までの一貫生産に取り組むウツミリサイクルシステムズ㈱（本社・大阪市中央区久太郎町2―4―27　堺筋本町TFビル8階、内海正顕代表取締役）の主幹工場であるりんくう工場を見学した […]

2018年3月26日

【エフピコ】
茨城に2万トンの再生PET工場を稼働
中国の輸入規制で国内循環の受け皿に

　㈱エフピコ（本社：広島県福山市）の関東エコペット工場が昨年11月より本格稼働している。同工場は廃PETボトルを原料にして透明容器を製造する「ボトルtoトレー」の再生一貫工場だ。同社は食品トレーの製造大手であるが、関東エ […]

2018年2月26日

【ナカダイ　中台澄之常務インタビュー】
「一個の素材からたくさんの 振り幅をひねり出す」

　廃棄物をさまざまな素材として販売する発想はどこから生まれてきたのか。また異業種とのコラボレーションを成功させる秘訣とは。事業の仕掛け人でもある㈱ナカダイの中台澄之常務にインタビューを試みた。 ―価格競争ありきの業界。素 […]

2018年2月26日 ,

【ナカダイ】
廃棄物由来の素材、魅力発掘し小売り
異業種とのコラボレーションで注目集める

　㈱ナカダイ（本社・東京都品川区）の試みが面白い。ショールームの「モノ：ファクトリー」に並ぶプラスチックの打ち抜き片や色とりどりのLANケーブル、太陽光パネルを使ったテーブル。もともと廃棄物だったものを魅力ある素材と捉え […]

2017年11月20日

【廃プラ サーマルリサイクル】
廃プラのサーマル利用(ケミカル含む)は73％を占める
今後は中国向け輸出の減少で更に増加するか

　　来年から廃プラスチックの中国向け輸出が禁止になる。現在、年間130万トンほどの廃プラが中国及び香港向けに輸出されているが、これらの廃プラは、他国への輸出、ペレット化して中国へ輸出、国内工場でマテリアル化、国内工場でサ […]

2017年11月13日 ,

【川鈴】
古紙扱い量の半分を輸出、中国リスクに直面
廃プラ（軟質系MIX）を低コストでペレット化へ

　中国の輸入規制の強化によって、輸出比率の高い古紙問屋は窮地に陥るのかーー。㈱川鈴（鈴木喜治会長・埼玉県川口市赤井4ー31ー22）は、古紙扱い量の約半分を海外向けに販売する輸出偏重型の問屋だといえる。だが、この危機に面し […]

2017年10月30日

【中国 廃プラ事情】
今後は第三国経由のペレット輸出が主流に
排出元の細かい分別の徹底が前提になる
【マー・ファクトリー原田社長に聞く】

　本紙では今年6月、中国江蘇省の廃プラリサイクル工場である蘇州天和再生塑料制品有限公司を訪問し、7月に中国の廃プラリサイクルの現状として報道した。同社が扱っている廃プラは全て日本品で、年間2万トンのバラ品と年間1万トンの […]

2017年9月4日

【廃プラ輸出】
来年から中国はペレット品・工業系以外は輸入禁止に
廃プラ専門商社のパンテックは中国以外の販路を開拓

　8月16日、中国の環境保護省や税関総局等は連名で、輸入資源ごみの管理リストを公表した。公表によると、中国の環境関連法を改定し、廃プラスチック（8品目）、未選別古紙（1品目）、繊維系廃棄物（11品目）、バナジウムスラグ（ […]

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