自治体・公共セクターの記事一覧

2023年9月19日 , ,

【プラ汚染対策条約】
ゼロドラフトを公表、第3回会合のたたき台に
国別行動計画を主軸に、再生プラ利用率の設定も

　UNEP（国連環境計画）は9月4日、プラスチック汚染対策条約の策定に向けてゼロドラフト（たたき台）を公表した。INC3（第3回会合）が11月13～18日まで、ケニアのナイロビで開催され、この文書をベースにして進められる […]

2023年9月15日 ,

【容リプラ・製品プラ】
来年度、86自治体で製品プラ1万8千トン見込む
TBMは横浜市の容リプラ約3000トンを途中辞退

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会（以下、容リ協会）が実施した調査によると、2024年度に製品プラの引渡しを予定している自治体は86に上ることが分かった。申込予定数量は計1万7959トンで、将来的に50万トンの掘り […]

2023年9月8日 , ,

【PETボトル　2023年度下期入札】
約3分の1まで下落もBtoB事業者が下支え
遠東石塚グリーンペットが通年で3割強を落札

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会が実施するリサイクル事業において、2023年下期のPETボトルの落札結果の詳細が発表された。平均落札単価は-42.6円/kgと上期よりさらに17.7円/kg下落した（容リ入札は逆有 […]

2023年9月8日 ,

【化学物質評価研究機構】
高分子材料評価試験が世界基準に
生分解性プラスチックの信頼性向上へ

　グローバルでビジネス展開するうえで、製品やサービスの信頼性は重要である。そのための試験所や校正機関にも高い信頼性が求められる。（一社）化学物質評価研究機構（CERI）の東京事業所（埼玉県北葛飾郡）高分子技術部がこのほど […]

2023年8月18日 , ,

【欧州のAEPW】
ポリオレフィン系3品種の品質規格を策定
用途ごとに基準値設け、マテリアル利用促す

　Alliance to End Plastic Waste（廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス。以下、AEPW）が7月下旬、再生プラスチック材の品質規格に関する報告書を発表した。関係企業28社と試験的運用を行いな […]

2023年6月30日 , ,

【東京都日野市】
公設の資源化施設設け、プラ類を一括回収
ごみ減量化進むも、財政は危機的状況に

　東京都日野市にあるプラスチック類資源化施設を見学した。公設の中間処理施設として2019年に建屋が完成し、同市は2020年1月からプラスチック類（以下、プラ類）の分別収集を始めた。プラ類は年間約2800トンが資源に回った […]

2023年6月23日 ,

【環境省・海洋プラスチック担当交渉官に聞く】
プラスチック汚染対策条約の交渉の進捗は？
パリ開催INC2における成果と今後の方向性

　プラスチック汚染対策条約の策定に向けた政府間交渉の第2回会合（INC2）に出席した日本政府代表団の一人である環境省の海洋プラスチック担当交渉官、小林豪氏に交渉の進捗状況や今回の成果、今後の方向性などについて尋ねた。IN […]

2023年6月13日 , ,

【掛川市が使用済み紙おむつリサイクル推進】
「おむつリサイクル・ごみ減量推進会議」設置
2025年度からモデル地区での事業化を目指す

　静岡県掛川市は、使用済み紙おむつ、製品プラスチック、生ごみ、落ち葉・剪定枝の資源化を図る「おむつリサイクル・ごみ減量推進会議」を設置し、焼却や埋め立てに頼らない処理スキーム構築を目指す。環境コンサルティングや廃棄物リサ […]

2023年6月6日 , ,

【プラスチック汚染防止条約】
一律規制には慎重な日本、国別行動計画を主張
パリ五輪は初のPETボトル禁止の世界イベントに

　海洋プラスチック汚染を解決する条約策定に向けた政府間交渉の第2回会合（INC2）が5/29～6/2までフランスのパリで開催された。日本からは外務省・環境省・経済産業省から約10名の政府代表団が出席し、条約の要素項目など […]

2023年5月29日 , , ,

【農業用プラ】
茨城県の中間処理施設、老朽化と回収減に直面
広域収集の実証実験や複数企業から出資提案も

　農業が盛んな茨城県では、使用済み農業用プラスチックの発生も多く、県や公社がリサイクルに積極的に取り組んできた。だが、先進的に取り組んできた故に、公設のリサイクルセンターにおける設備の老朽化や回収量の減少にも直面している […]

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