
▼プラジャーナルの創刊にあたり、ある中国人経営者の方に「ジャーナリズムは一国の総理大臣すら失脚することができる。期待しているから」と激励頂いた。今年4月に逝去した作家・ジャーナリストの立花隆氏のことが念頭にあったのだろう。立花隆は1974年に文藝春秋で連載した「田中角栄研究 その金脈と人脈」で金権政治の内幕を暴いて大きな反響を呼び、連載開始の半月後には総理を退陣に追い込んだ。
▼立花隆は、こうした日本の政治家の裏の顔ともいえる生態を活写したに留まらず、宇宙、生命、臨死体験、物理などの分野で多くの著書を残し、関心領域は驚くほど広かった。「知の巨人」とも称えられる所以である。東京の文京区にある立花事務所の通称、猫ビルには20万冊の蔵書を有し、生涯で3万冊を読み、100冊の書を記したとされる。
▼処女作ともいえるのが、1971年刊「思考の技術」。この中で、「エコシステムにのらないプラスチックの量が年々増大している。(中略)エコシステムの破壊は、その一員である人間にも命とりである。プラスチックによる材料革命だなどといって喜んでいる間に、人間は、自分の手で自分の首を締めているのである」と記す。半世紀を経てなお、この問題は未解決のまま。残された者の使命として、その叡智の軌跡を繋いでいきたい。
2026年06月10日【プラ循環協とリサイクラー6社】
環境省の自動車向け再生プラFS事業に採択
競争から協調へ、コンパウンド能力は年間6万~8万tに
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2023年12月22日【大瀧商店】
未利用の廃プラ原料活かし、製鋼副資材を開発
鉄鋼向けのフォーミング抑制剤・加炭材でニーズ開拓
2025年01月14日【プラニック】
ヴェオリアが昨年12月に撤退し、豊田通商が株式承継
本格稼働からわずか2年、採算や品質改善でもハードル
2026年06月05日【独自調査】
プラ一括回収に取り組む自治体の現在地、
32条・33条ルートの実態比較
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]
2026年05月27日 コラム
「積んプラ」を目を細めて眺める息子。買い集めたまま箱を開けずに積み上げられた未組立のプラモデルのことで、少しず[...]
2026年05月20日 コラム
家人の急病により、代わりに畑を耕さなければならなくなった。競争率約3倍の抽選で借りた市民農園の区画である。全く[...]
2026年04月30日 コラム
環境省の職員数は約3,000人。中央官庁も人手不足で、いわゆる「プロパー職員」は全体の3分の1。残るは地方自治[...]