
プラジャーナルの兄弟紙・古紙ジャーナルに㈱永野商店のコラボ企画として姜尚中氏のインタビューが掲載されたのは今年7月頃。実は姜先生のあの柔らかい語り口調を“生”で聴きたいと講演会に出かけたことがある。当日は開場時間前のかなり早い時間に着くよう出向き、一番前の真ん中の席を陣取った。声のトーンや話す様子はテレビで見ていた通り。やはり実際にご本人を目にすると、その人から放たれる雰囲気をも感じ取ることができるのだった。
▼11月9日、プラジャーナル創刊1周年記念のセミナーを都内で開催し、プラスチックリサイクル事業で成功を収めていらっしゃる5人の講師の方にご講演いただいた。各リサイクル手法における最新の情報や今後の動向予測を、わずか半日で聴くことができた貴重な場であった。終始穏やかな口調であっても、力点を置くポイントでは、その場にいる人たちに歩み寄り、全身から放つオーラでその重要性を訴えてくださる講演者の姿、その様態を見ることができたのは、実地ならではであった。
▼コロナ禍でオンラインを利用したコミュニケーションが増え、それがすっかり定着したかのようではある。しかし、臨場することの醍醐味は、オンラインでは伝わり切れないかもしれない。以前は実施していた工場見学を今は控えているというリサイクル企業が少なくない。にもかかわらず、取材のお願いをした際には快諾してくださる。工場の取材は五感で様々な情報を受け取ることができる場。いまだ衰えを見せないコロナ禍にあって、皆様のご協力に感謝である。
2025年12月08日【容リ協ルートの入札制度】2026年度の入札方法を一部変更 事業者の落札可能量の活用最大化へ
2025年12月08日【展示会現地レポート】「第5回サスマ展」にみるX to Car技術の最新動向自動車部品向けリサイクル加速、各講演でも注目テーマに
2025年12月08日【(一財)家電製品協会】家電リサイクル法施行から25周年を祝す家電業界関係者、政府など200人が参加
2025年12月08日【2025年10月の廃プラ輸出統計】量は前年同月比で25%減、円安受け平均単価値上がりPVCやPETフレークは大きく上昇、他の品種は下落
2025年12月08日【日本PETボトルリサイクル推進協議会】PETボトルリサイクルの動向をまとめた年次報告書公表ボトルtoボトル比率が37.7%に上昇も各社で濃淡生じる
2025年12月01日 コラム
改正資源有効利用促進法(資源化法)で自主目標と定期報告の対象となるプラスチックは、自動車・家電・容器包装の3品[...]
2025年11月25日 コラム
去る11月6日、(一社)日本RPF工業会が開催する「第9回 安全大会」を取材した。RPF製造工場で起こりがちな[...]
2025年11月03日 コラム
慢性的な人材不足に陥っている現在の日本。業界内で言っても、特に中間処理施設をはじめとするリサイクル企業は、3K[...]
2025年10月27日 コラム
来年度の容リ入札制度の見直し方針が示された。検討会は計2回開かれ、安定枠の廃止や上限価格の適正化など、概ね材料[...]