
「明日は国際女性デーだなぁ」と何気なく頭に思い浮かべつつ、その日、取材に向かった先は世界40ヵ国・地域に営業展開するグローバル企業。国内本社が取り組むリサイクル事業について聞くためである。そこでこれまでにない経験をした。広報部門の担当者2人、そしてSDGs担当主任の全員が女性だった。女性だけで構成する団体や集会で代表者や責任者に会うことはあっても、その企業を代表する立場で複数人女性だけで面談することはなかったので、不思議な感覚を覚えると同時に感慨深かった。
▼中間処理等リサイクルの現場は既に多くの女性が活躍している。以前プラジャーナルでも取り上げた東北の廃棄物処理企業㈲ローズリー資源は、田中桂子社長を筆頭に営業や作業現場で女性たちが年齢に関わらず活躍している。また、あるリサイクル工場取材では、容リプラの手選別工程で、ベテランであろう女性が他のスタッフに声をかけつつ、手元ではてきぱきと異物を取り除く姿を見ることができた。その手さばきは本当に見事だった。
▼今年2月、経団連は新任の副会長としてヴェオリア・ジャパンの野田由美子会長を起用することを発表した。外資系企業で初めての起用になるという。同社は水、廃棄物処理、エネルギーの3事業を柱に産業有機廃棄物循環や工場の脱炭酸素事業などを行い、プラスチックリサイクル分野でも大きな影響力を持つ。そして野田氏が副会長に就任する経団連が掲げる使命は「企業と企業を支える個人や地域の活力を引き出し、日本経済の自律的な発展と国民生活の向上に寄与すること」。日本経済の中枢からも、資源循環に関わる女性たちの活力を一層引き出していただくことを願う。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]