
「明日は国際女性デーだなぁ」と何気なく頭に思い浮かべつつ、その日、取材に向かった先は世界40ヵ国・地域に営業展開するグローバル企業。国内本社が取り組むリサイクル事業について聞くためである。そこでこれまでにない経験をした。広報部門の担当者2人、そしてSDGs担当主任の全員が女性だった。女性だけで構成する団体や集会で代表者や責任者に会うことはあっても、その企業を代表する立場で複数人女性だけで面談することはなかったので、不思議な感覚を覚えると同時に感慨深かった。
▼中間処理等リサイクルの現場は既に多くの女性が活躍している。以前プラジャーナルでも取り上げた東北の廃棄物処理企業㈲ローズリー資源は、田中桂子社長を筆頭に営業や作業現場で女性たちが年齢に関わらず活躍している。また、あるリサイクル工場取材では、容リプラの手選別工程で、ベテランであろう女性が他のスタッフに声をかけつつ、手元ではてきぱきと異物を取り除く姿を見ることができた。その手さばきは本当に見事だった。
▼今年2月、経団連は新任の副会長としてヴェオリア・ジャパンの野田由美子会長を起用することを発表した。外資系企業で初めての起用になるという。同社は水、廃棄物処理、エネルギーの3事業を柱に産業有機廃棄物循環や工場の脱炭酸素事業などを行い、プラスチックリサイクル分野でも大きな影響力を持つ。そして野田氏が副会長に就任する経団連が掲げる使命は「企業と企業を支える個人や地域の活力を引き出し、日本経済の自律的な発展と国民生活の向上に寄与すること」。日本経済の中枢からも、資源循環に関わる女性たちの活力を一層引き出していただくことを願う。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]