
3月13日以降、マスク着用が個人の判断に委ねられることになったが、街中や電車の車内、飛行機でもまだまだノーマスクは少数派だ。ある調査では、約9割の方が「シーンに応じてマスク着用を今後も続けたい」と回答しているという。個の判断より周囲との和を重んじる日本人気質からすると、本格的なマスクなし生活が来る日は遠そうだ。マスクに依存するのは、いまや2人に1人が苦しむ花粉症の時期に重なったこともあるだろう。
▼花粉とマイクロプラスチックはよく似ているとの指摘がある。ほとんどの花粉は20~50μm(マイクロメートル=百万分の一メートル)程度だが、一方のマイクロプラスチックは5ミリ以下のものを差すため、可視できるものも多い。共通点を上げるとすれば、①れっきとした役割があり、根絶できない、②難離解性があって、自然界でなかなか分解されないーーといった点。森林ジャーナリストの田中淳夫氏は、花粉症の被害とマイクロプラスチックの危険性を比べたとき、どういう判断が出るか分からないとも指摘する。
▼マイクロプラスチックが直接、アレルギー源になるのかは不明だが、化学物質過敏症という症状は存在する。消臭剤や殺虫剤、塗料などが原因でアレルギー疾患に近い症状を引き起こすようだが、実態が分かっていないところも多い。近年の疫学調査では、人口の約7.5%にあたる約950万人の過敏症対象者がいるとの報告もある。今後はプラスチック製品に含まれる染料や添加剤などを人体がどこまで許容できるのか、解明が進んでいくのだろう。こうした点からも、プラ循環における再生材は、原料の由来を示すトレーサビリティがより重要になってくる。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]