2024年10月15日 PJコラム 

【コラム】

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 恥ずかしながら10月20日が「リサイクルの日」ということを知らなかった。「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ。1990年に「日本リサイクルネットワーク会議」が制定したという。同会議は、自治体職員、市民、専門家、大学教員、企業などによる「廃棄物行政研究会」から派生した集まりらしい。リサイクルの日は、8省庁(財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、消費者庁)が毎年10月にキャンペーンする「リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進月間」につながった。

 そう、今月は3R推進月間。各省庁は3Rにちなんだ各種イベントを行う。中でも環境省は、製品のライフサイクル全体の環境負荷削減のためとして、小売事業者とメーカー連携の取り組み「選ぼう!3Rキャンペーン」を実施中だ。3Rや資源の大切さを消費者に知ってもらい、その知識や情報を生かして、廃棄プラスチック量を削減するなどのエコな商品の選択と購買に結びつけてもらおうというもの。2万店舗以上が参加するビッグイベントである。

 リサイクルの日に関連して、PETボトルのリサイクルを呼び掛けるキャンペーンを行っているのが日本コカ・コーラ。18~20日には東京ミッドタウン(東京・六本木)でイベント「リサイクルって、Loveだ」展も開催。Love、愛…。明鏡国語辞典(第二版)によると「愛」とは、価値あるものを大切にしたいと思う、人間本来の温かい心――とある。リサイクルの日、3R推進月間、愛の10月。以後、決して忘れない。自身の誕生月でもあるし。

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