
我が家の鉢植えの桜もつぼみが膨らみ、春の訪れを感じるこの季節。来月からは新入社員が社会人としての一歩を踏み出す。新しい環境や異なる文化に触れると、誰しも多かれ少なかれ心理的な負担を感じるものだ。新しい環境にスムーズに馴染むためには適度な「自己開示」が有効だろう。心理学者シドニー・ジュラードは、自己開示を「個人が自己の諸側面や経験を他者に知らしめる過程」と定義した。すべてをさらけ出すのではなく、開示する量(範囲)と質(深さ)のバランスが重要になる。
▼自己開示に関する有名な概念に「ジョハリの窓」がある。自分という存在の中には、自分が知っている部分と自分が知らない部分があると同時に、他者が知っている、他者が知らないという部分もそれぞれあり、それを4つの窓として図式化したものだ。自他ともに知る「開放の窓」、自分は気づかず他者が知る「盲点の窓」、自分だけが知る「秘密の窓」、誰にも知られていない「未知の窓」だ。「盲点」や「秘密」の窓が開けば「開放の窓」が広がり、相互理解が深まる。
▼この概念は、プラスチックの資源循環にも当てはまりそうだ。再資源化は一企業だけでは成しえない。「秘密の窓」にある技術やノウハウを少しでも開示することで他社の理解が進む。それにより「未知の窓」が開かれ、新たな製品や革新的なシステムが生まれるきっかけになるのではないか。さあ、新年度。プラジャーナルが業界におけるそれぞれの「窓」の開放を後押しし、循環型社会の深化につながることを願いたい。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]