
我が家の鉢植えの桜もつぼみが膨らみ、春の訪れを感じるこの季節。来月からは新入社員が社会人としての一歩を踏み出す。新しい環境や異なる文化に触れると、誰しも多かれ少なかれ心理的な負担を感じるものだ。新しい環境にスムーズに馴染むためには適度な「自己開示」が有効だろう。心理学者シドニー・ジュラードは、自己開示を「個人が自己の諸側面や経験を他者に知らしめる過程」と定義した。すべてをさらけ出すのではなく、開示する量(範囲)と質(深さ)のバランスが重要になる。
▼自己開示に関する有名な概念に「ジョハリの窓」がある。自分という存在の中には、自分が知っている部分と自分が知らない部分があると同時に、他者が知っている、他者が知らないという部分もそれぞれあり、それを4つの窓として図式化したものだ。自他ともに知る「開放の窓」、自分は気づかず他者が知る「盲点の窓」、自分だけが知る「秘密の窓」、誰にも知られていない「未知の窓」だ。「盲点」や「秘密」の窓が開けば「開放の窓」が広がり、相互理解が深まる。
▼この概念は、プラスチックの資源循環にも当てはまりそうだ。再資源化は一企業だけでは成しえない。「秘密の窓」にある技術やノウハウを少しでも開示することで他社の理解が進む。それにより「未知の窓」が開かれ、新たな製品や革新的なシステムが生まれるきっかけになるのではないか。さあ、新年度。プラジャーナルが業界におけるそれぞれの「窓」の開放を後押しし、循環型社会の深化につながることを願いたい。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]