
3月、奈良県橿原市に誕生した世界最大の無印良品を訪れた。売り場面積は約8,200平方メートルに及び、そのコンセプトは資源循環社会を体現することだという。店内には不用になった衣類、雑貨、容器の回収ボックスが設置され、染め直された衣料品やリユース品、中古家具、古本が並んでいた。一角には家具のリペア工房も設置されており、環境配慮の姿勢が随所に見られた。こうした取り組みは、無印良品が追求してきた「シンプルなくらし」の世界観をさらに発展させたものであろう。
▼サーキュラーエコノミーの潮流の中で、小売事業者が古着販売に乗り出す動きは、ユニクロやZOZOTOWNなどでも見られる。小売業にとって、ごみの削減や製品のライフサイクルの延長は、ブランドイメージの向上にもつながる。しかし、大量生産・大量販売を前提としたビジネスモデルである以上、リユースを推進することにはジレンマも伴う。店舗で回収し、リユース品を販売ルートに乗せることで商機に変える試みは、この矛盾を解消する一つの手法といえる。
▼とはいえ、小売業者がリユース・リサイクルの専門知識を持たずに取り組むには限界がある。ノウハウが不足している場合、軌道に乗せるまでに時間がかかるため、静脈産業との連携が求められる。回収ルートの構築や再生処理技術、廃棄物の適正処理に関して強みを持つリサイクル企業と協力することで、より効果的な資源循環が可能となろう。いわば、「餅は餅屋」の考え方で、小売業者とリサイクル業者のパートナーシップが今後ますます重要になっていくだろう。
2026年06月10日【プラ循環協とリサイクラー6社】
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2023年12月22日【大瀧商店】
未利用の廃プラ原料活かし、製鋼副資材を開発
鉄鋼向けのフォーミング抑制剤・加炭材でニーズ開拓
2025年01月14日【プラニック】
ヴェオリアが昨年12月に撤退し、豊田通商が株式承継
本格稼働からわずか2年、採算や品質改善でもハードル
2026年06月05日【独自調査】
プラ一括回収に取り組む自治体の現在地、
32条・33条ルートの実態比較
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]
2026年05月27日 コラム
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2026年05月20日 コラム
家人の急病により、代わりに畑を耕さなければならなくなった。競争率約3倍の抽選で借りた市民農園の区画である。全く[...]
2026年04月30日 コラム
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