サーマルリサイクル(エネルギー回収) の記事一覧

2023年5月29日 , , ,

【農業用プラ】
茨城県の中間処理施設、老朽化と回収減に直面
広域収集の実証実験や複数企業から出資提案も

　農業が盛んな茨城県では、使用済み農業用プラスチックの発生も多く、県や公社がリサイクルに積極的に取り組んできた。だが、先進的に取り組んできた故に、公設のリサイクルセンターにおける設備の老朽化や回収量の減少にも直面している […]

2023年5月15日 , , ,

【ダイトク】
「切断分離」技術でトナーカートリッジ処理
廃トナー活かし、新たな用途開発にも着手

　産業廃棄物中間処理業のダイトク（大阪府摂津市、星山健社長）東日本事業部・埼玉工場（埼玉県加須市）は、複写機・複合機のトナーカートリッジリサイクル事業において、コロナ禍前の2019年と比較しても入荷量は横ばいをキープ、処 […]

2023年4月17日 , , ,

【グンゼ】
資源循環型の守山サーキュラーファクトリー竣工
リサイクルセンター併設、複合プラの分離装置も

　グンゼ㈱（本社＝大阪市）は、このほど守山工場（滋賀県守山市）内に、「守山サーキュラーファクトリー」を竣工し、報道陣に公開した。同施設はシュリンクフィルムの生産能力を増強するとともに、リサイクルセンターを併設し、生産工程 […]

2023年4月11日 ,

【産廃業者のM&A】
上場企業が産廃業者を相次ぎ傘下に
サーマルリサイクルの成長性を有望視

　大手企業による産廃業者のM＆A（合併・買収）が相次ぎ発表された。一つは大手廃棄物業者の㈱ダイセキ環境ソリューションが3月31日、㈱杉本商事（滋賀県）を買収。もう一つは製紙メーカーの特種東海製紙㈱が4月6日、トーエイ㈱（ […]

2023年4月5日 , , ,

【コンタクトレンズ　リサイクル】
シードが工場排出の廃プラ再生を仕組み化
各社も空ケース（ブリスター）の回収強化

　国内のコンタクトレンズ使用者は1500～1800万人といわれ、国民の10人に1人が使っている。使い捨てのコンタクトレンズを使用する人も多く、その製造工程で排出される廃プラスチックや、ブリスターと呼ばれるユーザーが廃棄す […]

2023年3月13日 , ,

【門倉貿易】
化学繊維から100％廃材利用のボード開発
古着廃棄からサステナブルファッション推進

　ウエスの製造及び輸入販売、古着の国内販売・輸出を手掛ける門倉貿易（兵庫県神戸市中央区、門倉功一郎社長）は、独自開発の繊維リサイクル新素材ボード「リフモ」の販売に力を入れている。昨年2月には東急電鉄とユニリーバ・ジャパン […]

2023年2月27日 ,

【Car to Car 自動車のプラ循環は進むか？その②】
自動車のプラスチック使用量とASRのリサイクル

　自動車には、どのくらいプラスチックが使われているのか？ 　1台あたりに占める重量は、100キロほどだとされる。総重量に対しては、1割に満たない程度であろう。一方、部品点数でみると総部数の3万点のうち、約3分の1がプラス […]

2023年2月20日 , ,

【固形燃料 RPFの価格動向】
製紙メーカーが価格調整、上値揃う
セメントも石炭代替で攻勢強める

　大手製紙メーカーが年明け、廃プラを固めた固形燃料であるRPF価格を0.8円/kg引き上げた。ただ、2022年秋に小幅に引き上げた分を見直し、他社に比べて上値を合わせた形。製紙メーカーの間でも買値にバラつきがあったが、こ […]

2022年12月19日 , , , ,

【エビス紙料】
3月に愛媛工場開設、3工場でRPFを月間3600トン製造
サーマルとマテリアルで資源化、海洋ごみも原料化に

　エビス紙料株式会社（本社=香川県観音寺市、見澤直人代表取締役）の愛媛工場と、同グループの有限会社エコテック・四国工場を見学させてもらった。もともと同社は大阪で創業した古紙問屋だったが、2000年という早い時期からRPF […]

2022年12月2日 ,

【RPFの新規需要】
新東海製紙がバイオマスボイラー更新
125億円投じ、2027年の稼働予定

　特種東海製紙グループの新東海製紙は、島田工場（静岡県島田市）において10号ボイラーを廃棄し、新たにバイオマスボイラーを導入すると発表した。投資額は125億円。稼働時期は約4年後の2027年1月予定で、新ボイラーが安定稼 […]

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