市況・需給の記事一覧

2022年10月16日

【2022年8月の廃プラ輸出統計】
廃プラの輸出単価が11ヵ月ぶりに下落
PETフレークも反落し、8000トン台まで減少

　2022年8月の廃プラの輸出単価が11ヵ月ぶりに下落した。8月の平均単価は69.2円/kgと、最高値である7月の72.8円/kgより3.6円/kg安となった。 　7品目のうち、前月比安となったのが4品目。高値を牽引して […]

2022年9月12日

【韓国の廃プラ市況】
近年の著しい上昇に一服感が出る
PETベール品は前月から８％上昇

　韓国では、韓国環境公社が毎月の再生資源物の価格を公表している。公表している再生資源物の価格は、古紙2品目、廃プラ13品目、ガラスビン3品目、鉄スクラップ、スチール缶、アルミ缶、廃タイヤの計22品目でウォン/kg価格とな […]

2022年9月9日 , ,

【PETボトル　2022年下期入札】
BtoB需要増、採算度外視で過去最高値
再生ボトル向け3社で約半量を落札

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会が実施するリサイクル事業において、下期のPETボトルの落札結果の詳細が発表された。落札平均単価は-115.4円/kgと過去最高値を付けた（容リ入札は逆有償が前提なので、有償取引はマ […]

2022年9月5日

【2022年7月の廃プラ輸出統計】
資源高・円安進展で単価は最高値更新
PETフレークが97円/kgで大台目前に

　2022年7月の廃プラの輸出量は5万3331トンで、対前年同月比7.6％減だった。前月に比べると、0.1％減とほぼ横ばい傾向となっている。1～7月累計の輸出量では、33万8131トン。前年同期比でみて3.1％減っている […]

2022年8月19日 , ,

【2022年7-8月廃プラスチック市況】
PETボトルの容リ下期予想、110円超えか
電力費上昇でRPFの製造コストを圧迫

　有価プラスチック・PETボトルの市況は高止まり、あるいはさらに上昇基調の品目もあるが、調整局面を迎えている。需給のタイト感が現状の高値を下支えしているものの、すでにバージン樹脂の原料であるナフサ先物価格が下落に転じた。 […]

2022年8月1日

【2022年6月の廃プラ輸出統計】
上期の輸出量は28万5千t、前年比微減
単価騰勢は一段と、PETフレーク95.5円/kg

　貿易通関統計によると、6月の輸出量は、5万3420トンで対前年同月比9.5%減ったものの、前月に比べると14.4％増えた。今年に入ってから２番目に多い。１～6月累計では、28万4799トンで前年同期比2.2%減の微減に […]

2022年7月29日 ,

【英国の廃プラ市況】
価格騰勢続き、再生プラは史上最高値を更新
HDPEが173円/kgも、一部フィルムは逆有償

　英国の廃プラ価格は上昇が続いており、史上最高値を更新中である。今回は硬質プラ（ボトル系プラ）の6品目、軟質プラ（フィルム系プラ）5品目の現在の市況を検証したい。 硬質プラ 　英国のPETボトルの品質は、「透明またはライ […]

2022年7月9日 , ,

《2022年6月廃プラスチック市況》
需要が集中する高品質ＰＥＴボトル
有価プラは過去最高値の品種も

需要が集中する高品質な廃PETボトル 　廃PETボトルが高止まりしている。未曾有の高値圏に留まっているのは、飲料メーカーが再生ボトルの比率を高めるため、再生PETボトルの消費量を増やしていることが大きい。近畿エリアでは今 […]

2022年7月4日

【2022年5月の廃プラ輸出統計】
輸出単価の過去最高値を更新
ナフサ高、円安、PET需要増が牽引

　貿易通関統計によると、2022年5月の廃プラ輸出単価（FOB価格）は68.8円/kgとなり、過去最高を更新した。前年同月に比べて17.2円/kg高く、前月に比べても4.2円/kg高い。背景には、①ナフサ価格の上昇、②円 […]

2022年6月27日 ,

【PETボトル市況】
5ヵ国における国内価格を比較
日本の価格は下から2番目に低く

　世界の5ヵ国におけるPETボトル価格の推移を調査した。5ヵ国とは、日本・米国・英国・中国・韓国。日本はPETボトル価格が年始以来、30～50％ほど上昇しているが、それでも5ヵ国の中では2番目に低いことが分かった。各国の […]

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