市況・需給の記事一覧

2023年3月29日 ,

【韓国の廃プラ輸出入】
違法輸出の問題から規制を厳格化
処理事業者のみ輸入可能な体制に

　韓国が違法輸出の問題から、廃棄物の輸出入規制の強化に動き出した。廃プラは2022年から処理業者のみが輸出入可能となっている。ただ、韓国でもこうした規制を突然始めた訳ではない。実はその前から、韓国は廃棄物の輸出において国 […]

2023年3月27日 ,

【日本プラスチック工業連盟】
22年プラスチック原材料生産・製品販売ともに減少
コロナ禍が響いた20年比も下回り、脱プラが加速か

　日本プラスチック工業連盟がまとめた2022年（1～12月）のプラスチック原材料の生産量実績（確定値）は、ポリエチレン（PE）、ポリスチレン（PS）、ポリプロピレン（PP）いずれも前年比減少した。21年はコロナ禍前の19 […]

2023年3月13日 , ,

【PETボトル　2023年度上期入札】
約半値に下落、BtoB以外の手法が巻き返し
西日本で高値が残り、増強ラッシュの予兆か

　容リルートにおける2023年度上期のPETボトルの落札結果の詳細が3月3日、公表された。落札平均単価は-60.4円/kgと前年度下期のおよそ半値まで下落（容リ入札は逆有償が前提なので、有償取引はマイナス表示。便宜上、高 […]

2023年3月6日

【2023年1月の廃プラ輸出統計】
海外のPET需要軟化で市況軟化
タイが2025年までに輸入禁止へ

　貿易通関統計によると、2023年1月の廃プラの輸出量は、前年同月比22.2％減の2万5884トンだった。前月の2022年12月より2万28トン減（47％減）の大幅減となり、2021年1月以来の2年ぶりの2万トン台となっ […]

2023年2月20日 , ,

【固形燃料 RPFの価格動向】
製紙メーカーが価格調整、上値揃う
セメントも石炭代替で攻勢強める

　大手製紙メーカーが年明け、廃プラを固めた固形燃料であるRPF価格を0.8円/kg引き上げた。ただ、2022年秋に小幅に引き上げた分を見直し、他社に比べて上値を合わせた形。製紙メーカーの間でも買値にバラつきがあったが、こ […]

2023年2月6日

【2022年1～12月の廃プラ輸出統計】
輸出量は前年比1割減の56万トンに
廃プラ輸出価格、前年より3割上昇

　2022年1～12月の廃プラの輸出通関統計が発表された。22年の輸出量は計56万3454トンと、前年に比べて9.6％少なかった。数量にして5万9731トン減少した。廃プラの輸出量は2013年の168万トンがピークだった […]

2023年1月30日

【2023年1月PETボトル市況】
23年度上期の容リ入札、大幅下落か
バージン軟化とBtoBもコスト抑制へ

　日本容器包装リサイクル協会が2月1日、2023年度（令和5年度）上期分のPETボトルの入札を実施する。22年度下期分の平均落札単価は、115.4円/kgと過去最高を記録していた。だが、①バージンPET樹脂価格の下落、② […]

2023年1月23日 ,

【プラスチック循環利用協会】
2021年は廃プラの全リサイクル手法で数量伸びる
マテリアルの輸出比率減り、国内循環ルートへ回帰

　一般社団法人プラスチック循環利用協会が昨年末に発表した2021年プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況によると、2021年の国内樹脂生産量は前年に比べ82万トン増加し1045万トン（前年比8.5％増）と […]

2023年1月16日 ,

【英国の廃プラ市況】
急騰後、22年8月から全品種の価格低迷続く
PETは2～4割安、MIXは7～8割安に

　2022年4月から英国では再生プラ法が施行された。プラスチック容器包装の生産者及び輸入者に対して、原料に再生プラを30％使用することを義務化したもので、それを実施できなければ生産品1トンあたり200ボンドの罰金を科する […]

2023年1月10日 ,

【スペイン】
英国に続きプラスチック税導入、EU加盟国では初
0.45ユーロ/kg課税、再生プラ市況への影響は？

　スペインで2023年1月1日より、プラスチック税が導入された。広範囲のプラスチック製品や包装が課税対象となっており、1キロあたり0.45ユーロ（＝約63円/kg）が徴収される。対象となるのは、再利用できないプラスチック […]

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