市況・需給の記事一覧

2025年11月25日 ,

【大王製紙】
三島工場に高塩素RPFにも対応できる新ボイラー建設
一廃由来を含め、廃プラ燃料を約9,000t/月弱使用へ

　大王製紙㈱（本社：東京都千代田区、若林賴房代表取締役社長 執行役員）は10月7日、経済産業省が公募している2025年度HtA支援事業「排出削減が困難な産業におけるエネルギー・製造プロセス転換支援事業 事業II（化学・紙 […]

2025年11月25日

【2025年11月のPETボトル市況】
中部～中四国で事業系PETが続落、関東は下げ止まり
改正資源法で義務化対象も個社目標や達成状況は公表せず

　11月のPETボトル市況は、事業系で先行して急落していた関東や九州に続き、中部～中四国エリアでも価格が下落する展開となった。関東は20円台後半、九州は30円台半ばで下げ止まりの気配をみせている。輸出市況も下げ止まり、持 […]

2025年11月10日

【2025年9月の廃プラ輸出統計】
8月から量は持ち直し、価格はやや下落
台湾・米国向けPETフレークが失速、PEとPPは堅調

　貿易通関統計によると、2025年9月の廃プラスチック輸出量は4万6,854tとなった。輸出が落ち込んだ8月からは回復を見せたものの、前年同月比では10.8%減である。1〜9月の累計では40万6,576t（前年同期比20 […]

2025年10月22日

【2025年10月のPETボトル市況】
事業系PETが大幅下落、西高東低の傾向強まる
中間処理業者は採算割れもアルミ缶相場が下支え

　10月のPETボトル市況は、家庭系が容リ下期入札で下落しただけでなく、事業系も大幅に続落した。全国的に10～15円/kgの下げとなり、関東エリアでは20円/kg台での成約も広がりつつある。再生PETボトル向けの大手リサ […]

2025年10月6日

【2025年8月の廃プラ輸出量】
価格は値上がりも量は前年割れ続く
インド・韓国への輸出は好調、米国向けはブレーキ

　貿易通関統計によると、2025年8月の廃プラスチック輸出量は4万1,429tで、前年同月と比べて17.6%の減少となった。8月の輸出単価（FOB価格）は59.0円/kgで、前月の57.7円/kgからは1.3円/kg高く […]

2025年9月24日 ,

【2025年9月のPETボトル市況】
事業系PET、下期に20円台突入も必至か
食品衛生法PL完全施行でも再生材利用に逆風

　容リ協による下期落札結果を受けて、事業系も続落傾向が続いている。背景には、①飲料メーカーの価格抑制と調達減、②食品衛生法の影響によるシート向け需要の減少、③バージン市況の低迷による輸出市場の減退という”トリプルパンチ” […]

2025年9月16日 ,

【2025年度下期 PETボトル入札結果】
平均落札単価が-49.5円/kg、上期比26円安の下落
協栄産業グループが最多量落札、遠東石塚は失速

　（公財）日本容器包装リサイクル協会が実施した2025年度（令和7年度）下期のPETボトル入札結果が発表された。平均落札単価は-49.5円/kgとなり、上期の-75.4円/kgから25.9円/kg下落、2024年度下期の […]

2025年9月8日

【2025年7月の廃プラ輸出量】
7月の輸出量は全体的に減少傾向
米国向け輸出も大幅減、今後の動向注視

　2025年7月の廃プラスチック輸出量は、前月の4万5,621tからやや減少し、4万4,462tとなった。前年同月比で25.8%の減少となり、2ヵ月連続で前年を下回った。1～7月の累計輸出量は31万8,293t、前年同期 […]

2025年9月1日 , , ,

【2025年7～9月の産廃処理費・RPF市況】
RPF価格がじわりと上昇、
製造コスト増を反映

　固形燃料RPFの価格は人件費や製造コスト上昇を背景に上向いており、また製紙業界における需要増でも需給バランスはタイト化。一方、石炭価格の下落により両者の価格差は縮小し、競争力に転機を迎えている。さらに、2026年度から […]

2025年8月25日

【2025年8月のPETボトル市況】
事業系PET価格下落鮮明に、9月には40円台突入か
容リ下期入札も大幅安の見通し、速報値は次週明らかに

　事業系の廃PETボトルは8月に入り、約5円/kg下落した。全国的に中心値は55～60円/kgで推移している。下落基調は続いており、9月には50円を割って、40円台に突入することが確実視されている。一方、容リ入札の下期落 […]

週間アクセスランキング

PJコラム »

プラジャーナル Plastics Journal
プラスチック関連情報メディアのプラジャーナルでは購読者受付中です。古紙ジャーナルとの併読割引もございます。
Top