市況・需給の記事一覧

2025年1月14日

【2024年11月の廃プラ輸出量】
前月より量は減少も単価は3％高
相手国により増減は二極化の様相

　貿易通関統計によると、2024年11月の廃プラスチック輸出量は5万6831トンで、対前年同月比で6.6%減少した。先月と比べても5.9%減っている。 　品種別に見ると、主要な3品種であるPE、PS、PETフレークのうち […]

2025年1月6日 , ,

【３Ｒ推進団体連絡会】
自主行動計画2025フォローアップ報告
６素材でリサイクル目標達成

　容器包装の３R推進に関わる8団体で構成する「３Ｒ推進団体連絡会」は、12月17日、経団連会館で「容器包装３R推進のための自主行動計画2025」における2023年度の取り組み実績について、報道関係者向けに説明会を行った。 […]

2024年12月9日 ,

【高度化法 認定基準検討WG】
資源循環効果と温室効果ガス削減効果の指標提示
認定制度では再生材の利活用の状況から判定へ

　去る2024年11月25日、「再資源化事業等の高度化に関する認定基準検討ワーキンググループ」の第1回会合が開催された。再資源化事業等高度法の施行に向けて進めている政省令の検討において、認定基準の要件についてはより技術的 […]

2024年12月9日

【2024年10月の廃プラ輸出量】
4ヵ月ぶりに6万トン超え
単価は多くの品目で下落

　貿易通関統計によると、2024年10月の廃プラ輸出量は6万399トン。9月からは15%増加し、4ヵ月ぶりに6万トンを超える水準となった。前年同月比では1.2%の減少である。 　品種ごとに見ると、ポリスチレン（PS）は1 […]

2024年11月25日 ,

【英国の廃プラ価格状況】
軟質・硬質ともに国内向け販売価格・輸出価格が下落
2022年の再生プラ法施行以降、PET以外は最低価格に

　2022年4月に再生プラ法が施行された英国だが、別項のようにリサイクル率は伸び悩んでいるのが現状である。今年7月には政権交代が行われたが、廃プラのリサイクル率向上には、引き続きより高い関心と大きなエネルギーを注いでいく […]

2024年11月18日 , ,

【容リ協の登録事業者】
2025年度の材料リサイクルの登録事業者は増減なし
PETは新規でサーキュラーペット、来期入札で過熱必至か

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会（以下、容リ協会）が実施するリサイクル事業で、2025年度における登録事業者の一覧を公表した。容器包装プラスチックでは、自治体の引渡し量に対して再商品化事業者の能力が不足しており、 […]

2024年11月18日

【英国】
2030年のリサイクル目標を大幅に下方修正（69％→55％）
法整備の遅れと深刻な不況で、ケミカルリサイクルも遅れ

　英国プラスチック連盟（BPF）は、2030年のプラスチックリサイクルの目標を大幅に引き下げた。当初の目標は、2030年までに69％のリサイクル率に設定していたが、14ポイント引き下げて55％とし、2035年までに70％ […]

2024年11月5日

【2024年9月の廃プラ輸出量】
単月の輸出量は増加に、平均単価も上昇に転じる
PETフレークが牽引

　貿易通関統計によると、2024年9月の廃プラスチック輸出量は5万2555トンで、先月と比べて増加に転じる動きを見せた。1〜9月の累計輸出量は50万8464トンに達している。品種別に見ると、三大品種のポリエチレン（PE） […]

2024年10月28日 , ,

【PETボトルの再生リサイクル処理工場】
今年の新設3拠点、来年は群馬で大型アルカリ洗浄施設
再生材の色味劣化や事業系PETの水平リサイクルに課題

　PETボトルのリサイクル処理工場は新増設ラッシュで、2024年だけでも新たに3工場が立ち上がった。大型化・一貫化する傾向があり、2020年以降、新増設された廃PETボトルの処理能力は計10拠点で約46万トン/年に上り、 […]

2024年9月30日

【2024年8月の廃プラ輸出統計】
円高進展、7月より量・価格ともにやや下落
ポリ塩化ビニルは量を増やすも年内最安値に

　2024年8月の貿易通関統計によると、廃プラの輸出量は5万296トンで、前年同月比で8.8%増加した。単月での輸出量は3〜7月まで高水準を保っていたが、8月は前月と比べて2割近く減少している。1〜8月の累計では45万5 […]

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