2022年11月5日 , ,

【横浜市】
国内最大のPETボトル排出元、年間１万4千トン
混合回収後に4拠点で選別し、全量を容リルートへ

　日本の地方自治体で最多人口の370万人を抱える横浜市は、家庭系PETボトルで最大の排出元でもある。飲料等容器を混合収集した後、市内4カ所の資源化センターで選別し、年間約1万4千トンのPETボトルを容リルートを通じリサイ […]

2022年11月5日 ,

【飲料容器の変遷を振り返る】
2000年代でPETボトルが4倍、飲料容器の代名詞に
過去20年間でスチール缶の回収量が最大の6割減

　素材別にみた飲料容器の変遷は、リサイクルの歴史と符合すると言っても過言ではない。びんから缶に、缶からPETボトルに飲料容器の素材は変わってきたが、特に2000年以降は500ミリリットルサイズのPETボトルが爆発的に普及 […]

2022年11月2日 , ,

【花王】
2025年度につめかえパックの水平リサイクル導入へ
技術開発中で、安定した回収量とコスト削減が課題

　日用品メーカーである花王は、洗剤などのプラスチック容器包装のつめかえパックの展開を進めてきたが、次なるステップとして容器包装の資源循環に取り組む。具体的には、使用済みつめかえパックを再び容器に戻す水平リサイクルを実現さ […]

2022年11月2日 ,

【固形燃料 RPFが再値上げ】
セメントが製紙の調達超える高値を提示
いわき大王は新ボイラーの稼働前倒しか

　固形燃料であるRPFの価格が秋口より再び上昇した。春にも1～1.5円/kg上昇していたが、今回の上げ幅も製紙向けを中心に0.7～1.5円/kg上がった。値上げ後のRPF価格は2～3円/kg前後となり、中国ショックで20 […]

2022年10月28日 , ,

【2022年9-10月廃プラスチック市況】
有価プラは反落、産廃プラはRPF等にコスト増転嫁

　直近の廃PETボトル・有価プラスチック・産廃プラスチックの市況動向を調べた。PETボトルについては、8月末に容リ協が実施する下期（2022年10月～2023年3月まで）の入札価格が発表されたことで、家庭系の取引価格が一 […]

2022年10月27日 , , ,

【クレス名古屋】
PETボトル・産廃プラを月間計1000トン扱う
自販機由来の事業系PETボトルを選別・圧縮

　東海地区で最大規模の廃PETボトルのサプライヤーであるクレス名古屋（本社＝名古屋市千種区、竹内久祥代表取締役）の選別・圧縮工場を訪問した。同社は回収したPETボトルの圧縮品を再生処理事業者などに月間500トン供給し、最 […]

2022年10月25日 , , ,

【ペットリファインテクノロジー 伊賀社長インタビュー】
国内唯一のPETボトルのケミカルリサイクル工場
JEPLANが承継後、ボトルtoボトル比率向上へ貢献

　ペットリファインテクノロジー㈱（神奈川県川崎市、伊賀大悟代表取締役）の川崎工場は2004年に㈱ペットリバースが操業開始したのが始まり。同社が2008年に経営破綻した後、PETボトル再生のモデル事業を行っていた東洋製罐が […]

2022年10月25日 , ,

【リコー】
ハイケムと高分子量PLA量産化で共同開発
強度高めた生分解バイオプラの可能性探る

　リコーは、ハイケム（東京都港区、高潮社長）と共同で、リコーの超臨界二酸化炭素（CO2）を用いた可塑化重合技術により、高分子量PLA（ポリ乳酸）を連続プロセスによって量産化する技術開発を進めている。ハイケム東京研究所（千 […]

2022年10月18日 , ,

【製品プラ】
来年度、1万4千トンの製品プラを新たに回収へ
68自治体が実施予定も、掘り起こしペース鈍く

　公益財団法人日本容器包装リサイクル協会（以下、容リ協会）が、今年6～7月に実施した調査によると、来年度に製品プラの引渡しを予定している自治体は68に上ることが分かった。予定数量は計1万3712トンで、将来的に一括回収の […]

2022年10月16日

【2022年8月の廃プラ輸出統計】
廃プラの輸出単価が11ヵ月ぶりに下落
PETフレークも反落し、8000トン台まで減少

　2022年8月の廃プラの輸出単価が11ヵ月ぶりに下落した。8月の平均単価は69.2円/kgと、最高値である7月の72.8円/kgより3.6円/kg安となった。 　7品目のうち、前月比安となったのが4品目。高値を牽引して […]

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