
オミクロン株の爆発的な流行によってコロナが再び猛威を振るっている。これ以前、第5波が過ぎ去ったかのような頃、ある研究機関の研究員が「プラスチックがなければ、コロナの流行はもっと広がっていた」と話していたと漏れ聞いた。
確かにそうだ。生活するうえで絶対に手放せなくなったマスク。装着されているその約6割が不織布マスクだそうだ。天然繊維や化学繊維もあるが、一般的にはポリプロピレンやポリエステルなどの合成繊維。大手メーカーの商品には「ウイルス飛沫99%カット」するとうたっているものもある。
医療機関をはじめ感染のリスクが高い現場で必要となる防護服もPPスパンボンドといった高性能な合成繊維が使われている。そのほか、ポリカーボネートの保護ゴーグル、発泡PPやPET樹脂を使ったフェイスシールドなどいろいろだ。いずれもワンウェイ使用でリデュースに反してしまうが、そのことの言及はここでは避ける。ともかく、それらプラスチック製品のコロナ対策への貢献は計り知れない。
その研究員は自身の著書の中で、医療用など使い捨てにしないといけない分野については、カーボンニュートラルによってCO2を実質的には増やさないバイオマスプラスチックにすべきと述べている。
プラスチックを手放すことはできない。しかしプラスチックは本当に悩ましい。今日も不織布マスクを付けて取材に出かける。
2026年09月04日【容リプラ・製品プラ】
富山環境が1万t弱を期中辞退、容リ協が振り替えへ
初の固形燃料化や自治体に焼却処理の差し戻しも
2026年09月08日【容リ入札制度見直し】
来年度以降、新枠設置やジョイントグループ制度開始へ
高品質再生材の供給へ向け、動静脈連携を促進
2026年09月08日【2026年度下期 PETボトル入札結果】
落札平均は-52.4円/kg、上期から20.7円上昇
エフピコが1.2万tに急増、ボトルからシート用途へ分散
2026年09月18日【連載/第7回 キラリ環境ベンチャー100選】 ㈱JOYCLE 小柳裕太郎代表取締役社長CEO
ごみを「運ばず」「燃やさず」「資源化」を実現する
廃棄物処理を再設計する新インフラ
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]
2026年08月26日 コラム
7月28日に熊本県を震源として発生した「令和8年熊本地震」。被災地では多くの地域住民が避難生活を余儀なくされて[...]
2026年08月12日 コラム
インドネシア・バリ島は、かつて日本人にとってアジアを代表するリゾート地だった。1990年代から2000年代にか[...]
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]