
オミクロン株の爆発的な流行によってコロナが再び猛威を振るっている。これ以前、第5波が過ぎ去ったかのような頃、ある研究機関の研究員が「プラスチックがなければ、コロナの流行はもっと広がっていた」と話していたと漏れ聞いた。
確かにそうだ。生活するうえで絶対に手放せなくなったマスク。装着されているその約6割が不織布マスクだそうだ。天然繊維や化学繊維もあるが、一般的にはポリプロピレンやポリエステルなどの合成繊維。大手メーカーの商品には「ウイルス飛沫99%カット」するとうたっているものもある。
医療機関をはじめ感染のリスクが高い現場で必要となる防護服もPPスパンボンドといった高性能な合成繊維が使われている。そのほか、ポリカーボネートの保護ゴーグル、発泡PPやPET樹脂を使ったフェイスシールドなどいろいろだ。いずれもワンウェイ使用でリデュースに反してしまうが、そのことの言及はここでは避ける。ともかく、それらプラスチック製品のコロナ対策への貢献は計り知れない。
その研究員は自身の著書の中で、医療用など使い捨てにしないといけない分野については、カーボンニュートラルによってCO2を実質的には増やさないバイオマスプラスチックにすべきと述べている。
プラスチックを手放すことはできない。しかしプラスチックは本当に悩ましい。今日も不織布マスクを付けて取材に出かける。
2026年01月26日【環境省】自動車リサイクル制度の課題や今後の方向性を議論ASR再資源化や資源回収インセンティブ制度の状況共有
2026年01月26日【出光興産/CRJ】年間処理能力2万tの油化ケミカルリサイクルプラント竣工廃プラの前処理設備併設、回収インフラ企業と連携拡大も
2026年01月26日【協和産業】洗浄粉砕装置のパイオニアが描くプラスチックリサイクルメーカー視点を強みに、製品開発や成形加工にも参画
2026年01月27日【経済産業省】化審法の規定変更、BAT報告でリサイクル材は一部緩和も
2024年01月26日【シタラ興産】埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年01月26日 コラム
欧州で、ELV規則が暫定合意に至った。これまでも、世界の環境規制に大きな影響を与えてきたEUの決断とあっては、[...]
2026年01月14日 コラム
新年の風物詩となったマグロの初競りで、寿司チェーン・すしざんまいを運営する㈱喜代村が青森・大間産のクロマグロを[...]
2025年12月22日 コラム
12月10~12日に、東京ビッグサイト・東ホールで実施された「エコプロ2025」。SDGsWeek EXPO2[...]
2025年12月15日 コラム
環境省は、循環経済への本格的な移行に向け、「再生プラスチック集約拠点構想」を描いているという。これは、既存の再[...]