
東北を訪れる機会があった。現地の人と話していると、知床観光船の遭難事故はコロナ禍と地続きだという。つまりこの2年間にレジャー産業が大きな打撃を受けた。経営難で熟練の人材が離れ、運営企業も無理な経営を強いられている。起こるべくして起こった事故だということなのだ。他責にしがちな市民感情も、社会を構成する我々もその責任の一端があるとも言っていた。不条理な自然災害を乗り越えてきた東北の方々の言葉がずしりと響く。
サーキュラーエコノミーを推進する英エレン・マッカーサー財団の創設者のことを調べていたら、彼女は元ヨットウーマンだった。2005年に世界一周の単独航海で71日間の新記録を樹立。後に英国からDame(デイム)の叙勲も受けている。だが、なぜヨットの選手から環境活動家に転じたのか?
彼女は約3ヵ月間の航行を前に、必要な食料、燃料、衣類や装備を準備しなければならなかった。陸上から何千キロと離れた海上では、持ち合わせたものだけが頼りであり、生死をも左右する。一艘のヨットだけではなく、世界そのものが有限な資源で成り立っていることをこのとき身をもって知ったのだ。
2010年に同財団を設立し、チャリティー活動などを展開してきたが、2016年に発表したレポート「The plastic economy」がプラスチック汚染の危機を訴え、世界に衝撃を与えた。2018年のダボス会議では彼女の意志に賛同するグローバル企業11社が持続可能な容器包装に替える宣言を行った。これまで国連やWWFとも連携し、プラスチック資源循環においては同財団の指針が大きな影響力をもち、世界標準となりつつある。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
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2026年10月21日 コラム
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2026年09月25日 コラム
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2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]