公益社団法人全国産業資源循環連合会が発行する月刊誌『INDUST』で、「サンパイ女子募集!」のお知らせに目が留まった。同誌の連載「サンパイ女子」は、今年中には100回に及ぶロングラン記事だ。多くのサンパイ女子の方々が資源循環業界を支えていることがわかる。あるプラスチックのマテリアルリサイクル工場で、フォークリフトを自在に操り、荷を移動している女性スタッフの頼もしい姿を実際に目にした時には、敬服の念を抱いた。
働く場の“ダイバーシティ”が進んで、以前の「男の仕事場」も幾分緩和されてきた。自宅の近所で進む大型施設の建築現場には看板が掲げられ、施工を担う建設会社が「東京都女性活躍推進大賞」で受賞したと示していた。女性に配慮したトイレを設置するなど、女性が働きやすい現場環境を整えていることが理由。建築業界にも関連企業の女性たちが集う「ドボジョ」の会がある。ミーティングの様子を取材させてもらった際には、現場監督職のリーダーを中心に、各社から集まった20人ほどの女性たちが活発に、そして朗らかに意見を交わしていた。
女性清掃従事者の活躍を改めて認識したのは、大東文化大学・藤井誠一郎准教授の著書『ごみ収集とまちづくり~清掃の現場から考える地方自治』から。藤井准教授はその中で、女性清掃職員の存在が生み出す意義と、それによってもたらされる職場の効果についても言及している。声をかけやすいのか、収集現場で住民から質問を受ける場面が増えて、対外的な評判が良くなったり、男性職員の服装の清潔感がより増したりするといったこともあるそうだ。
2022年05月16日【プラ新法動向②~東京23区の一括回収~】
港区・千代田区で一括回収先行、今年度より2区開始
コロナでプラ収集量7%増、交付金要件で検討急務に
2022年05月14日【廃プラ固形燃料】
RPFの調達価格が上昇
製紙メーカー中心に広がる
2022年05月14日【OECD世界廃プラ調査】
世界の廃プラ3億5300万㌧、うち40%が包装用
処理の半分は埋め立て、リサイクル率は15.6%に
2022年03月12日【PETボトル 22年上期入札】
遠東石塚が約4割を落札、最高値は-89円/kg
二大飲料メーカーによる代理戦争の様相も
2022年04月30日《容リプラ+製品プラの一括回収》
【渋谷区】7月から区内全域で先行開始
容リ未収集から段階的にエリア拡大【北区】
2022年05月21日 コラム
2000年代前半から持ち去り行為が社会問題として取り上げられるようになった。持ち去りとは、主に自治体が行う資源[...]
2022年05月14日 コラム
公益社団法人全国産業資源循環連合会が発行する月刊誌『INDUST』で、「サンパイ女子募集!」のお知らせに目が留[...]
2022年05月01日 コラム
東北を訪れる機会があった。現地の人と話していると、知床観光船の遭難事故はコロナ禍と地続きだという。つまりこの2[...]
2022年04月22日 コラム
夏季になる前にエアコンを買い替えようと家電量販店に行った。壁一面に展示されたエアコンの室内機は、遠目に見ればど[...]