
ニューヨークのビジネスマンの中には、早朝、MoMA美術館の鑑賞プログラムに参加する人がいるという。アートを学ぶことで創造性を高め、ビジネス上の複合的な問題を解く能力を身に付けたいというのがその理由だ。論理的な情報分析では概ね同じ解が導き出されるが、アートの鑑賞では見る人それぞれで受け取るものが異なる。自分なりの観点で、素直にアートを鑑賞し、俯瞰力を養う。日本でも企業の幹部候補トレーニングの一環として、VTS(Visual Thinking Strategies)が取り入れられている。VTSでは、美術教育のような、作者や作品に関する情報の提供は行われず、作品を「見て、感じて、言葉にする」ことが求められる。
▼最近気になっているのが3Dプリンタによるアート。3Dプリンタは三次元CADデータなどから立体物を作る機械だが、プラスチック製品の試作品を作るのにも活用されている。子ども向けの玩具から3メートル立方の大型造形ができるものもあるとか。3Dプリンタのアートでは、様々なユニークな造形や、独特な色彩を持つ作品制作が可能だ。こうしたアート作品に再生プラスチックが利用されることもある。
▼再生プラスチックが唯一のアートに有効利用されるのは喜ばしいこと。アーティスティックな椅子やテーブルなど、3Dプリンタで作られた家具も展示会などでよく見かけるようになった。感性を大事に、固定観念にとらわれず想像力と創造力で思い描けば、3Dプリンタを活用した、再生プラスチックとアートが結びつく機会を、より多く作り出すことができるかもしれない。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]