
ニューヨークのビジネスマンの中には、早朝、MoMA美術館の鑑賞プログラムに参加する人がいるという。アートを学ぶことで創造性を高め、ビジネス上の複合的な問題を解く能力を身に付けたいというのがその理由だ。論理的な情報分析では概ね同じ解が導き出されるが、アートの鑑賞では見る人それぞれで受け取るものが異なる。自分なりの観点で、素直にアートを鑑賞し、俯瞰力を養う。日本でも企業の幹部候補トレーニングの一環として、VTS(Visual Thinking Strategies)が取り入れられている。VTSでは、美術教育のような、作者や作品に関する情報の提供は行われず、作品を「見て、感じて、言葉にする」ことが求められる。
▼最近気になっているのが3Dプリンタによるアート。3Dプリンタは三次元CADデータなどから立体物を作る機械だが、プラスチック製品の試作品を作るのにも活用されている。子ども向けの玩具から3メートル立方の大型造形ができるものもあるとか。3Dプリンタのアートでは、様々なユニークな造形や、独特な色彩を持つ作品制作が可能だ。こうしたアート作品に再生プラスチックが利用されることもある。
▼再生プラスチックが唯一のアートに有効利用されるのは喜ばしいこと。アーティスティックな椅子やテーブルなど、3Dプリンタで作られた家具も展示会などでよく見かけるようになった。感性を大事に、固定観念にとらわれず想像力と創造力で思い描けば、3Dプリンタを活用した、再生プラスチックとアートが結びつく機会を、より多く作り出すことができるかもしれない。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]