
12月10~12日に、東京ビッグサイト・東ホールで実施された「エコプロ2025」。SDGsWeek EXPO2025内で「社会インフラテック」ら4つの展示会と同時開催される、環境・リサイクル業界向けの展示会だ。誌面で何度か取り上げている企業や団体の出展も目立つなか、トレーサビリティの流れを可視化して一元管理できるクラウドシステムや、廃棄物処理の一連の流れを自動化・効率化するプラットフォームなど、現場のDX化を推進する新製品の出展が目立った印象だった。
▼例えば、㈱digglueという企業が提供しているシステムを活用すれば、多拠点からの廃棄物回収→再生材がリサイクルされるまで→何に生まれ変わり、どこで活用されているのか、といったすべての工程をひとつのWebクラウド上で管理でき、それぞれのCO2削減量も自動で算出するという。また、生まれたリサイクル品にはQRコードを貼付でき、スマホで読み取ると、「生まれ変わるまでのストーリー」「カーボンフットプリントの目安」「素材構成」「修理・解体履歴」などが一目で分かる仕様になっているそうだ。
▼ほかにも、廃棄物業界の業務フローを自動で管理・分析する㈱CBAの「CBA wellfest」システムや、ウエスト・クラウド・ジャパン㈱が提供する、ごみがいつ、どこで、どれくらいの量が捨てられたかがWeb上でリアルタイムに更新され続ける自治体向けのクラウドサービス型体重計など、あらゆるニーズに応えるサービスにあふれていた。先日、弊誌でもトレーサビリティを取り上げたばかりだが、認証制度の説明や必要性ばかりを取り上げて、実用性のある提案をできなかったのは心残りだった。機会があれば、ぜひさまざまな企業の取り組みを取り上げてみたい。
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