
今年もプロ野球開幕の季節がやってきた。私事にはなるが、長年にわたり家族そろってのスワローズファンであり、シーズンが始まれば毎日のようにテレビ観戦、休日に暇を見つけては、球場に繰り出して応援用の傘を振っている。球団の本拠地でもある神宮球場には、かれこれ20年近くにわたって通い詰めており、東京都内のなかでも慣れ親しんでいる場所のひとつと言えるだろう。
▼もちろん、応援は何度来ても飽きることはないのだが、いつまでも解決しない課題として挙げられるのが、球場のごみ問題だ。試合後の球場は、まさにごみの山。設置されたごみ箱は大量のごみであふれかえり、退場口の各通路に10人近いスタッフがごみ袋を持って待機しているものの、回収・清掃作業が追い付かない様子だ。ひと昔前よりシート近くにごみを放置して帰る客は少なくなったが、ごみそのものは減っていないのだろう。
▼そこでふと、球団によるごみ対策やリサイクルに関する取り組みを調べてみると、回収したPETボトルを繊維化し、スポーツ用の布製アイテムなどにつくり変える「アップサイクルプロジェクト」を過去に実施している。2023年には、1日で累計4,122 本のPETボトルを回収し、リサイクルにつなげたという。しかし、ここ数年は大きな動きはみられず、少し残念な気持ちになった。
▼他球団の取り組みに目を向ければ、試合中に排出されるCO2をJ-クレジット制度によってカーボンオフセットにしたり、球場内で回収されたすべてのPETボトルの水平リサイクルを推進したりするなど、より本格的な取り組みを行っていたのも印象的だ。野球で勝つことも大切だが、ごみやリサイクルへの対応においても、各球団で知恵と技術を競ってほしい。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]