
今月から「キラリ環境ベンチャー100選」という新連載をスタートした。環境・リサイクル業界で存在感を高めているベンチャー企業のなかから、ユニークさ、革新性、そして将来性を感じさせる経営者をピックアップし、紹介する企画だ。各社の事業内容やサービスの特徴に加え、起業に至るまでの経緯や、ビジネスが軌道に乗るまでの試行錯誤、具体的な成果などにも踏み込み、その実像に迫っていく。
▼第1回では、デジタル技術を活用してリサイクル業界のトレーサビリティ構築を支援する㈱digglueの中谷氏に話を聞いた。今なお、紙などのアナログ管理が残るリサイクル業界に危機感を感じ、自身の専門だったブロックチェーン技術を応用してサービスを立ち上げたという。その言葉のなかで特に印象的だったのは、「市場に本当に必要とされるのか確信を持てない段階であっても、ブレイクスルーの可能性があるのであれば、いち早くサービスとして世に送り出す」という姿勢である。顧客からのフィードバックを通じてさらなる改良を重ねることはもちろん、未成熟な市場にあえて踏み込むことで潜在的な需要そのものを可視化していく。その実践は、まさにベンチャー企業の本質ともいえないだろうか。
▼景気減退や不透明な国際情勢が続き、先行きへの不安が広がるなかで、こうした挑戦の物語は鮮烈に映る。本連載には、次代を切り拓くエネルギッシュな若き経営者たちの息吹を伝えたいとの思いを込めた。資源循環の未来は、こうした挑戦の積み重ねによって形づくられていく。今後も、新進気鋭のベンチャー企業の取り組みに光を当てていきたい。乞うご期待を。 (坂)
2026年06月10日【プラ循環協とリサイクラー6社】
環境省の自動車向け再生プラFS事業に採択
競争から協調へ、コンパウンド能力は年間6万~8万tに
2026年06月08日【2026年4月の廃プラ輸出統計】
輸出量は前年比2割増の6.2万tで、マレーシア向け首位
フィリピン向けは急伸継続、米印向け輸出の減少緩和
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年06月10日【(一社)全国容器循環協議会】
総会後の講演会・懇親会に官民から約90人が参加
東北大・吉岡教授が資源循環の方向性示す
2026年06月05日【独自調査】
プラ一括回収に取り組む自治体の現在地、
32条・33条ルートの実態比較
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]
2026年05月27日 コラム
「積んプラ」を目を細めて眺める息子。買い集めたまま箱を開けずに積み上げられた未組立のプラモデルのことで、少しず[...]
2026年05月20日 コラム
家人の急病により、代わりに畑を耕さなければならなくなった。競争率約3倍の抽選で借りた市民農園の区画である。全く[...]
2026年04月30日 コラム
環境省の職員数は約3,000人。中央官庁も人手不足で、いわゆる「プロパー職員」は全体の3分の1。残るは地方自治[...]