
今月から「キラリ環境ベンチャー100選」という新連載をスタートした。環境・リサイクル業界で存在感を高めているベンチャー企業のなかから、ユニークさ、革新性、そして将来性を感じさせる経営者をピックアップし、紹介する企画だ。各社の事業内容やサービスの特徴に加え、起業に至るまでの経緯や、ビジネスが軌道に乗るまでの試行錯誤、具体的な成果などにも踏み込み、その実像に迫っていく。
▼第1回では、デジタル技術を活用してリサイクル業界のトレーサビリティ構築を支援する㈱digglueの中谷氏に話を聞いた。今なお、紙などのアナログ管理が残るリサイクル業界に危機感を感じ、自身の専門だったブロックチェーン技術を応用してサービスを立ち上げたという。その言葉のなかで特に印象的だったのは、「市場に本当に必要とされるのか確信を持てない段階であっても、ブレイクスルーの可能性があるのであれば、いち早くサービスとして世に送り出す」という姿勢である。顧客からのフィードバックを通じてさらなる改良を重ねることはもちろん、未成熟な市場にあえて踏み込むことで潜在的な需要そのものを可視化していく。その実践は、まさにベンチャー企業の本質ともいえないだろうか。
▼景気減退や不透明な国際情勢が続き、先行きへの不安が広がるなかで、こうした挑戦の物語は鮮烈に映る。本連載には、次代を切り拓くエネルギッシュな若き経営者たちの息吹を伝えたいとの思いを込めた。資源循環の未来は、こうした挑戦の積み重ねによって形づくられていく。今後も、新進気鋭のベンチャー企業の取り組みに光を当てていきたい。乞うご期待を。 (坂)
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]