
今月から「キラリ環境ベンチャー100選」という新連載をスタートした。環境・リサイクル業界で存在感を高めているベンチャー企業のなかから、ユニークさ、革新性、そして将来性を感じさせる経営者をピックアップし、紹介する企画だ。各社の事業内容やサービスの特徴に加え、起業に至るまでの経緯や、ビジネスが軌道に乗るまでの試行錯誤、具体的な成果などにも踏み込み、その実像に迫っていく。
▼第1回では、デジタル技術を活用してリサイクル業界のトレーサビリティ構築を支援する㈱digglueの中谷氏に話を聞いた。今なお、紙などのアナログ管理が残るリサイクル業界に危機感を感じ、自身の専門だったブロックチェーン技術を応用してサービスを立ち上げたという。その言葉のなかで特に印象的だったのは、「市場に本当に必要とされるのか確信を持てない段階であっても、ブレイクスルーの可能性があるのであれば、いち早くサービスとして世に送り出す」という姿勢である。顧客からのフィードバックを通じてさらなる改良を重ねることはもちろん、未成熟な市場にあえて踏み込むことで潜在的な需要そのものを可視化していく。その実践は、まさにベンチャー企業の本質ともいえないだろうか。
▼景気減退や不透明な国際情勢が続き、先行きへの不安が広がるなかで、こうした挑戦の物語は鮮烈に映る。本連載には、次代を切り拓くエネルギッシュな若き経営者たちの息吹を伝えたいとの思いを込めた。資源循環の未来は、こうした挑戦の積み重ねによって形づくられていく。今後も、新進気鋭のベンチャー企業の取り組みに光を当てていきたい。乞うご期待を。 (坂)
2026年09月04日【容リプラ・製品プラ】
富山環境が1万t弱を期中辞退、容リ協が振り替えへ
初の固形燃料化や自治体に焼却処理の差し戻しも
2026年09月08日【容リ入札制度見直し】
来年度以降、新枠設置やジョイントグループ制度開始へ
高品質再生材の供給へ向け、動静脈連携を促進
2026年09月08日【2026年度下期 PETボトル入札結果】
落札平均は-52.4円/kg、上期から20.7円上昇
エフピコが1.2万tに急増、ボトルからシート用途へ分散
2026年09月18日【連載/第7回 キラリ環境ベンチャー100選】 ㈱JOYCLE 小柳裕太郎代表取締役社長CEO
ごみを「運ばず」「燃やさず」「資源化」を実現する
廃棄物処理を再設計する新インフラ
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]
2026年08月26日 コラム
7月28日に熊本県を震源として発生した「令和8年熊本地震」。被災地では多くの地域住民が避難生活を余儀なくされて[...]
2026年08月12日 コラム
インドネシア・バリ島は、かつて日本人にとってアジアを代表するリゾート地だった。1990年代から2000年代にか[...]
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]