2023年8月4日

【2023年6月の廃プラ輸出統計】
上期で26万ｔ輸出、前年より9％減らす

　貿易通関統計によると、2023年6月の輸出量は5万1732トンで対前年同月比3.2%減ったものの、年内で最も多い月となった。5万トン超えも、昨年7月以来11ヵ月ぶりのことである。 　1～6月累計では、26万397トンで […]

2023年7月28日 ,

【住友ゴム工業】
人工芝のマイクロプラスチック化を抑制
使用済み人工芝のリサイクルは道半ば

　長年使用した人工芝が劣化すると、プラスチックの芝が摩耗して破断し、雨や風で河川に流出するため、マイクロプラスチック問題の一因になっている。住友ゴム工業㈱は、兵庫県西宮市のスポーツ施設で、人工芝からマイクロプラスチックの […]

2023年7月28日 ,

【アートファクトリー玄 杉村代表に聞く】
分別習慣変えたリサイクルボックス＆ステーション
設置主体は公共から民間へ、資源化にも貢献

　日本人に環境美化やごみ分別の習慣を根付かせてきたのが、『ごみ箱』の存在だ。最近では分別品目を増やしたり、綺麗な状態で排出してもらう工夫を施し、資源物回収の入り口としての役割が期待されている。この自動販売機横のリサイクル […]

2023年7月28日 , , ,

【2023年6～7月の廃プラスチック市況】
RPF向け処理費はセメントの攻勢で軟化

　廃プラスチックの産廃としての処理費やサーマル向け固形燃料であるRPFの価格変動とともに、有価プラスチックの取引における動向を追いかけた。廃プラの発生が悪く、逼迫感が強まる中で、仕入れ競争が過熱気味となっている。一方で再 […]

2023年7月21日 , ,

【ダイカン　三田事業所】
廃プラの焼却処理からサーマルに進出
フラフ燃料製造、初年度に2万トン目指す

　㈱ダイカン（本社＝大阪市鶴見区、代表取締役社長＝吉村太郎）の三田事業所が7月13日、産業廃棄物処理業許可を取得し、本格稼働を始めた。同工場は最大3万トン（稼働300営業日）の廃プラ混合物の破砕・選別処理が可能で、フラフ […]

2023年7月21日 ,

【使用済み農業用プラスチック】
高知ビニールが安定的にマテリアルリサイクル
回収量確保や設備の老朽化が課題に

　高知ビニール㈱（高知県高知市春野町、永野直史社長）は、（一社）高知県農業用廃プラスチック処理公社から業務委託を受け、高知県内農業者から排出される使用済み廃プラスチックをグラッシュに加工し、長年マテリアルリサイクルしてい […]

2023年7月14日 , ,

【欧州のプラ製容器包装リサイクルの現状】
リトアニアとチェコがリサイクル率60％を超える
ワーストはマルタ、フランスも20％台と伸び悩む

　海洋ごみの7割を占めると言われている廃プラスチックだが、実は欧州各国でもあまりリサイクルが進んでいないのが現状である。廃プラは回収にコストがかかる他、食品残渣等の汚れで単純にリサイクルできないものも多く含まれているから […]

2023年7月14日 ,

【積水化学工業】
水無瀬イノベーションセンターを公開
多様性の融合、新規テーマの発信基地に

　積水化学工業㈱（代表取締役社長：加藤敬太）の高機能プラスチックスカンパニーは、2020年に竣工した水無瀬イノベーションセンター（通称、MIC）を報道陣に公開した。5階建てで総面積が約6千平米、総工費を約30億円投じた施 […]

2023年7月11日 ,

【サーキュラーエコノミー関連株】
JEPLANが年内にも米国で株式上場
資金調達でグローバル展開に弾み

　投資会社のアドバンテッジパートナーズ（東京都港区）が6月16日に公表したリリースによると、㈱JEPLAN（神奈川県川崎市、代表取締役＝髙尾 正樹）がSPACとの合併を通じて、米国のニューヨーク株式市場に年内にも上場予定 […]

2023年7月11日

【海洋プラごみ問題】
大阪海遊館で海ごみ清掃と調査イベントを開催
国連・大阪市・NPO団体との共催で周知を図る

　6月中旬、大阪の海遊館（水族館）が主催する「海ごみはどこから？ 集めて、調べて、考えてみよう！」イベントに参加した。UNEP（国連環境計画）や大阪市環境局、NPO法人大阪海さくらが共催し、市民に大阪湾にどれくらいの海ご […]

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