
奈良の地で創業した三洋商事とは以前から交流がある。元々はポイント回収の取材を続けているうちに、「奈良で面白いポイント回収をやっている産廃業者がいるよ」と教えて貰ったのがきっかけ。ちなみにポイント回収とは、古紙やPETボトル、その他有価物をスーパーや空き地等で回収し、ポイントを付与して還元するという取り組みだ。PETボトルのポイント回収は日本ではトムラ・ジャパンが先行し2008年頃から開始。同時期に古紙で三重古紙センターやジェネシスが開始した。
▼三洋商事は元々奈良で、電信局からの依頼によって防腐電柱の制作や中古機械の販売業として創業した。電信局との取引実績があることで、その後はNTTやNTTドコモ、そして各社の携帯電話のリサイクルを請け負うようになった。2013年からは前述のように、家庭から排出される様々な資源物の回収を開始して、家庭に眠っている使い終わった携帯電話の掘り起こしを始めた。
▼現社長の河原林氏は、同社のアルバイト出身で、当初は運転手や選別スタッフとして働き、その後営業や管理等を任され、社長に就いた。日本には数万社の産廃業者がいるが、世襲や一族による経営が圧倒的に多い。その理由は、地域に根ざしたローカル商売であることや、様々な利権が絡むこともある。同社は、自由な社風とボトムアップのアイデアを次々と実践していくことが特徴で、近年は鉄道リサイクルに取り組んでいる他、まだまだ多くのアイデアを検討しているという。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]