
奈良の地で創業した三洋商事とは以前から交流がある。元々はポイント回収の取材を続けているうちに、「奈良で面白いポイント回収をやっている産廃業者がいるよ」と教えて貰ったのがきっかけ。ちなみにポイント回収とは、古紙やPETボトル、その他有価物をスーパーや空き地等で回収し、ポイントを付与して還元するという取り組みだ。PETボトルのポイント回収は日本ではトムラ・ジャパンが先行し2008年頃から開始。同時期に古紙で三重古紙センターやジェネシスが開始した。
▼三洋商事は元々奈良で、電信局からの依頼によって防腐電柱の制作や中古機械の販売業として創業した。電信局との取引実績があることで、その後はNTTやNTTドコモ、そして各社の携帯電話のリサイクルを請け負うようになった。2013年からは前述のように、家庭から排出される様々な資源物の回収を開始して、家庭に眠っている使い終わった携帯電話の掘り起こしを始めた。
▼現社長の河原林氏は、同社のアルバイト出身で、当初は運転手や選別スタッフとして働き、その後営業や管理等を任され、社長に就いた。日本には数万社の産廃業者がいるが、世襲や一族による経営が圧倒的に多い。その理由は、地域に根ざしたローカル商売であることや、様々な利権が絡むこともある。同社は、自由な社風とボトムアップのアイデアを次々と実践していくことが特徴で、近年は鉄道リサイクルに取り組んでいる他、まだまだ多くのアイデアを検討しているという。
2026年04月27日【独占インタビュー】野添産業・野添社長×オリックス・篠崎担当部長M&Aの舞台裏、ストレッチフィルム再生の雄に聞く
2026年04月30日【大栄環境】効率的な廃棄物処理を加速させる、静脈大手の最適化戦略収集運搬からエネルギー創出までワンストップ体制の未来
2026年04月27日【中央倉庫】内外からのPET樹脂の物流事業でトップシェアPETリサイクル需要の拡大捉え、ノウハウ蓄積
2026年04月30日【インタビュー】 環境省 資源循環制度推進室・河田陽平室長再生材の安定供給と市場構築に向けた「再生プラ集約拠点構想」とは?
2026年04月27日【川上産業】梱包資材プチプチにPCR材活用、2030年に配合率55%へ容リ材のプラ段「エコリアルボード」でグッドデザイン賞
2026年04月30日 コラム
環境省の職員数は約3,000人。中央官庁も人手不足で、いわゆる「プロパー職員」は全体の3分の1。残るは地方自治[...]
2026年04月22日 コラム
今年もプロ野球開幕の季節がやってきた。私事にはなるが、長年にわたり家族そろってのスワローズファンであり、シーズ[...]
2026年03月30日 コラム
今月から「キラリ環境ベンチャー100選」という新連載をスタートした。環境・リサイクル業界で存在感を高めているベ[...]
2026年03月09日 コラム
年初のベネズエラへの強硬対応に続き、3月にはイランに対する軍事作戦が行われるなど、米国の唐突とも映る判断に世界[...]