
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞら、三菱ケミカル㈱の6社が、建設現場から排出される廃プラのケミカルリサイクル実証事業を完了し、6月にその結果を公表した。建設現場排出の廃プラのうち35%はケミカルリサイクルが可能であり、また高度な技術と設備の追加によってプラダンやカラーコーンなど付着物が付いた廃プラ15%も含め、条件次第では現状の産廃処理と同等程度のコストを実現できる可能性もあるという。
▼建設現場から出る廃プラは、汚れや付着物が多いだけでなく、材質、形状、排出形体の違いなどを含め100種以上と言われるほど種類も多く分別が煩雑であり、コスト面からもリサイクルが難しい。そのため7割近くが熱回収されている。そんな状況にあって、(一社)日本建設業連合会は、プラ新法に対応した分別方法として、現場での「廃プラMIX」や「非塩素軟質プラ」などレベル別の分別を提案し、また現場に圧縮機を導入し廃プラを圧縮、運搬の効率化を図るなど、さまざまな取り組みでリサイクルを推進してきた。
▼ところで最近は、ケミカルリサイクル・ジャパン㈱、独立系の㈱CFPなどがケミカルリサイクル事業へ本格参入している。各社が技術開発や事業化を競い合うなかで期待したいのは、これまでリサイクルが難しかった建設系廃プラや汚れたプラスチック、PVC、容リ残さなど、これまで行き場の限られていた資源の循環利用だ。ケミカルリサイクルが難処理プラスチックの受け皿となり、再び製品として社会に戻る流れが広がることを期待したい。
2026年06月17日【インタビュー】
ケミカルリサイクル・ジャパン 岡村仁彦代表取締役社長
前処理設備を併設した油化プラントが商業運転開始
再生プラの需要拡大、事業成長へ向けた現状と課題は?!
2026年06月17日【茨城県】
ヤード条例に基づき違反ヤード52事業場を公表
火災多発を受け行政指導を強化、法制化へ先鞭
2026年06月22日【独自調査】
製品プラの独自回収(非32条・33条ルート)を行う
自治体の実態調査
2026年06月17日【東洋ケミカル】
再生材100%使用のものづくりを追求
OEMで成形技術磨き、自社製品や循環モデルへ
2023年12月22日【大瀧商店】
未利用の廃プラ原料活かし、製鋼副資材を開発
鉄鋼向けのフォーミング抑制剤・加炭材でニーズ開拓
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]
2026年05月27日 コラム
「積んプラ」を目を細めて眺める息子。買い集めたまま箱を開けずに積み上げられた未組立のプラモデルのことで、少しず[...]
2026年05月20日 コラム
家人の急病により、代わりに畑を耕さなければならなくなった。競争率約3倍の抽選で借りた市民農園の区画である。全く[...]