
▼「秋高气爽」な此の季節、『プラジャ ーナル』がスタートした。秋高气爽とは、秋を形容する中国語で、秋空が高く、空気が清々しいという意味。プラジャーナルも、さわやかな秋空をイメ ージできるブルーを基調としたデザインになった。秋は日の光も優しい。ギラギラと照り付ける夏の日差しとは全く違って、秋の陽光は、木々の葉それぞれをも包み込むように照らす。
▼先週、茨城県笠間市のリサイクラー・亜星商事の工場を訪れた。廃プラスチックの処理・再生施設を見るのはこれが初めて。出来たばかりのペレットが容器に落ちていく様子を見た。きれいだ。その一粒一粒に淡い艶ある。このペレットの多くが海を渡り、新たな姿かたちに生まれ変わって、人の生活の一端を担う価値を得て、再び我々が買い求める商品となって戻ってくる。
▼現在、プラスチック製のモノに触れずに過ごすような日々の生活は考えられない。『プラジャーナル』も、プラスチックのリサイクル分野で欠かすことのできない媒体になるよう、信頼を得たい。そのためには、読者の方々が望む情報を手に入れ提供し、市場の課題に向き合い、共に考え協力しながら解決の糸口を探っていくことが求められる。当社代表が目指すのは「プラリサイクル市場のコンテンツ資産の構築」である。プラジャーナルが読者の方々の信頼に足る媒体に成長した暁には、日本の高品質な再生ペレットと同じように、海を渡り、世界へ発信される時が来るかもしれない。
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