▼「秋高气爽」な此の季節、『プラジャ ーナル』がスタートした。秋高气爽とは、秋を形容する中国語で、秋空が高く、空気が清々しいという意味。プラジャーナルも、さわやかな秋空をイメ ージできるブルーを基調としたデザインになった。秋は日の光も優しい。ギラギラと照り付ける夏の日差しとは全く違って、秋の陽光は、木々の葉それぞれをも包み込むように照らす。
▼先週、茨城県笠間市のリサイクラー・亜星商事の工場を訪れた。廃プラスチックの処理・再生施設を見るのはこれが初めて。出来たばかりのペレットが容器に落ちていく様子を見た。きれいだ。その一粒一粒に淡い艶ある。このペレットの多くが海を渡り、新たな姿かたちに生まれ変わって、人の生活の一端を担う価値を得て、再び我々が買い求める商品となって戻ってくる。
▼現在、プラスチック製のモノに触れずに過ごすような日々の生活は考えられない。『プラジャーナル』も、プラスチックのリサイクル分野で欠かすことのできない媒体になるよう、信頼を得たい。そのためには、読者の方々が望む情報を手に入れ提供し、市場の課題に向き合い、共に考え協力しながら解決の糸口を探っていくことが求められる。当社代表が目指すのは「プラリサイクル市場のコンテンツ資産の構築」である。プラジャーナルが読者の方々の信頼に足る媒体に成長した暁には、日本の高品質な再生ペレットと同じように、海を渡り、世界へ発信される時が来るかもしれない。
2024年11月18日【容リ協の登録事業者】2025年度の材料リサイクルの登録事業者は増減なしPETは新規でサーキュラーペット、来期入札で過熱必至か
2024年09月09日【2024年度下期 PETボトル入札結果】上期より35円上昇し、落札単価-84.5円/kgに協栄産業グループが巻き返し、東西格差薄まる
2023年01月23日【東京23区】全区でプラスチック脱焼却へ、プラ新法後押し 一括回収のモデル実施、残す3区でも検討進む
2024年01月26日【シタラ興産】埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2024年11月18日【英国】2030年のリサイクル目標を大幅に下方修正(69%→55%)法整備の遅れと深刻な不況で、ケミカルリサイクルも遅れ
2024年11月18日 コラム
東大阪市は大阪市の東に隣接した人口48万人の中核都市で、昔から「ものづくり」の街として有名である。市内には約5[...]
2024年10月28日 コラム
10月中旬にマレーシアを訪問した。古着のリユース事業において、マレーシアは今や世界で最も関係者から熱い視線を注[...]
2024年10月15日 コラム
恥ずかしながら10月20日が「リサイクルの日」ということを知らなかった。「ひとまわり(10)、ふたまわり(20[...]
2024年10月07日 コラム
『東京23区と都が「家庭ゴミ有料化」検討』と、フジテレビ系のFNNプライムオンラインが報じたのが9月16日。そ[...]