
最近TikTokでバズっている(人気を呼んでいる)のが、日本人と米国人がそれぞれの国でのPETボトルの捨て方を解説している動画である。米国人がごみ箱にそのままPETボトルを捨てると、日本人が「何してるの? 全部分けないとだめだよ!」と注意する。米国人は「Why?」と何を怒られているのか意味が分からない。日本人がラベルを点線で切り取って剥がし、キャップも外す。米国人は「こんなことが出来るなんて知らなかったよ! 捨てるときにこれをしているアメリカの人はいないよ!」と心底驚いた様子だ。日本では当り前のことでも、外国ではそうではない。
▼再生資源の分別排出において、日本人の取り組み方は世界一だと思う。欧米では、日本式分別収集を行うべきという議論も沸き起こっているが、果たして気質に馴染むだろうか。むしろ欧米は、収集運搬は混載で集めることで簡素化を図り、選別業務の精度を向上させることで合理化を図ってきた。シングルストリーム方式が浸透したことで、ごみ箱や収集運搬の専用車両、選別機械がそれに合わせて進化してきたのだ。
▼またアジア各国では、「再生資源は売れる」ことが回収の最大のモチベーションとなる。そこでは一般市民が分別して、タテバ(資源物集積所)に持ち込むことで、対価が支払われる。タテバではドアプライスとして価格を表示されており、例えば段ボール=12円、その他紙類=15円、アルミ缶=100円、スチール缶=30円といった具合だ。多くのタテバで古紙や金属は有価で買い取られるが、従来、PETボトルやプラ類は買い取っていなかった。しかし、再生PETや再生プラ需要が世界的に急増しており、品種は限定されているが、廃プラ類も有価で買い取るケースが実際に増えているという。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]