
ある取材先から原稿中の「バージン」という表現に性的なイメージがあって、まずくないですか?との指摘を受けた。リサイクルされた再生品のプラスチックに対して、石油由来のものをバージンと呼ぶことは、関係者の間で一般的だ。バージン=処女と結びつけて妄想したのだろうか。個人的には過剰な言葉狩りには抵抗感がある。ただ、周りの女性スタッフに不快に感じるのかと聞いてみたら、「気づかなかったが、そう言われたら気にする人もいるかも知れない」と一定の共感を示す声も返ってきた。
▼とはいえ、スーパーマーケットで売られているオリーブオイルには、大きく表示されているし、結婚式でバージンロードと呼ぶこともいまだ受け入れられている。大手経済紙の最近の記事にもバージンとの記載があったので、いわゆる「記者ハンドブック」の中でもNGワードにはなっていないのだろう。念のため、環境省リサイクル推進室に電話して聞いてみると、「特に問題ないと思いますよ」との見解だった。
▼一方で、変更した例もある。ティッシュペーパーの中には、原材料表示でいつからか「バージンパルプ」を「フレッシュパルプ」との表記に変えた製品がある。紙パルプ業界ではあまり浸透していない呼び方だが、消費者の反発を先回りして変更したのだろう。専門紙という媒体の性質上、むやみに表現を変えると混乱を招いてしまう弊害もある。業界をあげて変えていこうという動きであれば、メディアとして協力は惜しまないつもりだ。
2026年02月09日【PSジャパン】 水島工場のケミカルリサイクル自社実証を断念モノマー化から他社との油化連携型にシフト
2026年02月09日【富山県砺波市】容リプラから再生ごみ袋へ、見えるリサイクルへの挑戦プラ新法計画に基づく、再生ごみ袋を使用した清掃活動
2026年02月02日【福岡市】容リ材25%配合の再生ごみ袋で実証実験を実施使用感やコストを検証し、地産地消目指す
2024年01月26日【シタラ興産】埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年02月09日【(一社)日本パレット協会】改正物流効率化法への適応を目指し、意識を共有業界全体でのより一層の意識向上、共有を求める
2026年02月09日 コラム
昨今、廃棄物・資源循環分野では法制度の改正ラッシュが続き、新たな制度メニューは乱立気味だ。個々の制度について、[...]
2026年01月26日 コラム
欧州で、ELV規則が暫定合意に至った。これまでも、世界の環境規制に大きな影響を与えてきたEUの決断とあっては、[...]
2026年01月14日 コラム
新年の風物詩となったマグロの初競りで、寿司チェーン・すしざんまいを運営する㈱喜代村が青森・大間産のクロマグロを[...]
2025年12月22日 コラム
12月10~12日に、東京ビッグサイト・東ホールで実施された「エコプロ2025」。SDGsWeek EXPO2[...]