2022年9月19日 PJコラム 

【コラム】環境教育で子どもたちが見る未来

PJコラム

 中学2年の誕生日に友人がプレゼントしてくれたプラスチックの定規(16センチ)を今も愛用している。「Pacific Patrol」のロゴと、大きな黄色いくちばしのカモメの絵が描かれている。それまでとくに気に留めずに長年使ってきたのに、今ふと目の前にかざし、しげしげと見ると、「カモメが海をパトロール」、さらに「マイクロプラスチックをパトロール」と連想してしまう。

 定規といえば、㈱パナ・ケミカルのホームページで紹介されていた「リサイクル定規」を思い出した。同社はリサイクル原料から作ったボールペンや定規、クリップなどの文具を、地元の子どもたちのイベントや学校などで提供しているという。中でもリサイクル定規には、表面にリサイクルの工程を描いているとか。一度海外に渡り、リサイクル原料が再び輸入されて製品になったその定規は「10,000kmを旅した定規」と名付けられ、子どもたちが使う。そこからプラスチックリサイクルを理解する子も多いだろう。

 小学校では理科、社会、生活科、家庭科、体育、道徳まで複数の教科の指導要領に「環境教育」が含まれている。子どもたちにとって環境を考えることは今や当たり前のこと。数年前、ある会社の社長さんが言っていた。「あと何年かすれば、環境を勉強した子どもたちが消費者になる。商品に環境に良い付加価値を付けて、それで値段が高くなっても受け入れると思うよ」。なるほど。環境に優しいリサイクルプラスチックにコストがかかる。それを理解している。子どもたち、頼むね。

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