
中学2年の誕生日に友人がプレゼントしてくれたプラスチックの定規(16センチ)を今も愛用している。「Pacific Patrol」のロゴと、大きな黄色いくちばしのカモメの絵が描かれている。それまでとくに気に留めずに長年使ってきたのに、今ふと目の前にかざし、しげしげと見ると、「カモメが海をパトロール」、さらに「マイクロプラスチックをパトロール」と連想してしまう。
定規といえば、㈱パナ・ケミカルのホームページで紹介されていた「リサイクル定規」を思い出した。同社はリサイクル原料から作ったボールペンや定規、クリップなどの文具を、地元の子どもたちのイベントや学校などで提供しているという。中でもリサイクル定規には、表面にリサイクルの工程を描いているとか。一度海外に渡り、リサイクル原料が再び輸入されて製品になったその定規は「10,000kmを旅した定規」と名付けられ、子どもたちが使う。そこからプラスチックリサイクルを理解する子も多いだろう。
小学校では理科、社会、生活科、家庭科、体育、道徳まで複数の教科の指導要領に「環境教育」が含まれている。子どもたちにとって環境を考えることは今や当たり前のこと。数年前、ある会社の社長さんが言っていた。「あと何年かすれば、環境を勉強した子どもたちが消費者になる。商品に環境に良い付加価値を付けて、それで値段が高くなっても受け入れると思うよ」。なるほど。環境に優しいリサイクルプラスチックにコストがかかる。それを理解している。子どもたち、頼むね。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]