【MSC】
廃プラ処理の研究開発・設計で品質改善にアプローチ
オンリーワン技術で容リ材の高度化や残渣利用を目指す

MSCの本社ビル(仙台市)

 家庭から回収される容器包装プラスチック(以下、容リ材)のリサイクルにおいて大きな課題となっているのが品質マネジメントである。容リ材はプラスチックの種類が多く、パッケージに紙製シールや異物、汚れ・臭いが残り、分別選別の段階で再生出来ないものが50%を超えている。また、品質改善に取り組み、特性や物性を向上した原料を製造しても、容リ原料がもつ低い品質のイメージから再生材は市場での評価は低く、中々社会に…

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