
正月遊びの一つである「かるた」でリサイクルやサステナブルとは何かについて学ぶ――。そんなイベントを神戸須磨シーワールド(兵庫県神戸市)が催した。かるた大会(1月18日開催)で使われた「神戸須磨シーワールド生きものかるた」は、㈱マテックス(神戸市中央区)が繊維廃材を用いたリサイクルペーパー「ASUKAMI®(アスカミ)」で制作した。ASUKAMI®はアパレル工場の製造過程で排出されるポリエステルなど化学繊維の残布を粉砕し混ぜている。現在の化繊混抄率は3%と10%の2種類。神戸須磨シーワールド向けかるたは混抄率3%のもの。
マテックスはアパレル企業向け関連資材やノベルティグッズの制作を行っている。国内の衣料廃棄物は年間50万トンを超える(2020年)と推計されており、アパレル産業では衣料品の廃棄が大きな課題となっている。同社はそうした状況を踏まえ、繊維廃材利用のリサイクルペーパーを開発した。同製品で資材等を製作、アパレル企業向けにも販売している。
今回制作したかるたは、海の生きものがテーマ。神戸須磨シーワールドは、今月末にも神戸市須磨区のインターナショナルスクールの生徒を招き、応募のあった子どもたちと共に、再生紙の仕組みや海の生きものについて学ぶ異文化交流の場を設ける。廃棄物からマイクロプラスチックが発生し、それが海洋プラスチック問題につながるともいわれている。廃棄物由来の繊維を含むリサイクルペーパーを使ったかるたを通して、海の大切さとリサイクル技術を学ぶ機会にしてほしい。
2026年08月26日 コラム
7月28日に熊本県を震源として発生した「令和8年熊本地震」。被災地では多くの地域住民が避難生活を余儀なくされて[...]
2026年08月12日 コラム
インドネシア・バリ島は、かつて日本人にとってアジアを代表するリゾート地だった。1990年代から2000年代にか[...]
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]