
長いこと焦がれて、数年前のその日、やっとそれを目の当たりにすることが叶った。それとは、世界に3つしかないといわれる陶磁の至宝・曜変天目茶碗である。12、13 世紀の中国・南宋時代に作られたとされる。東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館に展示された曜変天目は、その美しさを際立たせる照明の加減もあってか、ほんの少し見る位置を変えるだけで、藍色の表情や輝きが違った。展示ケースの周囲を何度回っただろう。時間を忘れて、茶碗の中に広がる無限の藍色の世界を楽しんだ。
▼見る角度によって表情が変わり、他にない唯一無二のモノとして愛着を持てるアイテムという点では、海洋プラスチックを活用した再生プラスチックグッズも同じである。buoy㈱(神奈川県横浜市)の海洋プラスチックごみ100%でつくったコースターを初めて見た時、魅力的な色に引き付けられた。コースターという同じ商品であっても個々のカラーデザインを持つ。特定非営利活動法人 荒川クリーンエイド・フォーラムのアクセサリーブランド「aid to」は、東京湾に注ぐ荒川河口で採取したマイクロプラスチックを使ったアクセサリーを販売する。マイクロプラスチックの形状や色を生かしたデザイン性の高い商品で、これもまた一点物だ。
▼さて、曜変天目。4月から本物そっくりのぬいぐるみが販売。3年前の秋に発売された際には注文が殺到し、すぐに予約が停止された。その後も発売されたがすぐに完売。欲しい…。いやいや、唯一無二の素晴らしさを知っているではないか。手にするべきは海洋が生まれ変わったグッズだぞ。己に言い聞かせる。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]