
去る11月6日、(一社)日本RPF工業会が開催する「第9回 安全大会」を取材した。RPF製造工場で起こりがちな火災や水害といった災害事例に焦点を当て、会員企業の各事例を事細かに紹介。凄惨な被災現場を捉えた生々しい画像や動画の数々に、こちらの身も引き締まる思いがした。一方で、取材で工場視察に赴くことはあっても、緊急時の対応をその目で見る機会はもちろん初めてだったため、不謹慎ながら大変有意義な学びを得られた。
▼なかでも興味深かったのが、加山興業㈱の災害事例だ。処理ラインのコンベアーから発火し、一旦は消化できたかに思われたものの、流れてきた別の廃棄物に引火し、燃え広がってしまった。「つい、火を慌てて消そうとしてしまうが、1度冷静になって、まずは機械そのものを緊急停止させるべきだった」と沈痛な面持ちで語る担当者の反省の弁が、脳裏にこびりついている。これぞ、実際に体験した人ではないと分からない反省点と言えるだろう。
▼だからこそ、同社が再発防止を目指して開発した「自動消火スプリンクラーサービス」の実用性にも、説得力が生まれる。詳細なサービス内容、各機能は本文に記載しているため割愛するが、「スプリンクラーが初期消火に役立たない」「小さな火のうちに気付けなかった」など、危機迫る現場で担当者が感じた工夫がそのまま反映され、かゆいところに手が届くサービスとなっていた。なおかつ、実際の導線・オペレーティングを熟知しているからこその現場目線も持っており、まさに今回の安全大会の必要性を体現した事例と言えたのではないだろうか。
2026年03月09日【日本ウエスト】福島のサニー・クリエーション・プランニングをM&A24時間稼働と設備増強で、供給拡大・広域化を加速
2026年03月09日【オガワエコノス】 ベトナムで現地法人設立、将来的に工場開設も視野に国内の福山工場には9月に新設備、地域資源循環に貢献
2025年09月22日【千葉市】家庭系プラを2027年12月から分別収集実施へ年内に事業者を公募、再商品化計画を取得予定
2026年03月02日【東京23区のごみ有料化検討】ごみ減量を促す行動変容シナリオは実現するか再生袋で「見える化」、都市型循環の可能性も
2026年03月09日【2026年1月の廃プラ輸出統計】輸出量は13%減も、台湾向けのPETに復調の兆し米のイラン攻撃で再生材に特需・価格上昇も?!
2026年03月09日 コラム
年初のベネズエラへの強硬対応に続き、3月にはイランに対する軍事作戦が行われるなど、米国の唐突とも映る判断に世界[...]
2026年02月18日 コラム
かつては遠い未来の技術に感じられたAIも、今ではスマホの検索アシスタントはもちろん、SNSのレコメンド機能や、[...]
2026年02月09日 コラム
昨今、廃棄物・資源循環分野では法制度の改正ラッシュが続き、新たな制度メニューは乱立気味だ。個々の制度について、[...]
2026年01月26日 コラム
欧州で、ELV規則が暫定合意に至った。これまでも、世界の環境規制に大きな影響を与えてきたEUの決断とあっては、[...]