
昨年暮れに不覚にもコロナウイルスに感染してしまい、暫く床へ伏せる憂き目にあった。これまで経験した風邪症状やインフルエンザとも異なる症状――頭痛や倦怠感が延々と続き、いっこうに回復しない状況はやはり死に至らすウイルスとの実感もあった。集中力・思考力が続かずろくに記事が書けない日々を過ごし、健筆をふるうためには身体の健康維持あってこそとの思いを、新年改めて心に刻んだ次第である。
▼この新型コロナウイルスで誰もが経験した医療処置といえば、mRNAワクチンとPCR検査である。前者はハンガリー人の女性研究者であるカタリン・カリコ博士がわずか1年足らずで開発した新型ワクチン。これまで世界で130億回ほど接種されており、昨年のノーベル賞候補とも目されたが、受賞は逃している。ちなみに、中国はこの海外製ワクチン導入を拒み続け、国内産にこだわっていたところ、ゼロ・コロナ政策を緩めた今となって、一挙に感染が爆発的に拡がった。
▼PCR検査は古く、40年以上も前に発明されていた。DNAの断片である唾液などから遺伝子情報を増幅し、その配列の異常から感染有無を検知するという手法である。この発明によってキャリー・マリス博士は、1993年のノーベル化学賞にも輝いている。面白いのが、このマリス博士の破天荒っぷりだ。サーファーで女好き、LSD服用歴を吹聴し、宇宙人との遭遇も語っていた。PCRを思い付いたのも、彼女とのデートのドライブ中だったという。「社会課題の解決」といった目的意識が先行する時代にあって、柔らかな発想が後に人々の役に立つという結末も感慨深いものがある。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]