
本媒体と古紙ジャーナルの記者は兼任だ。記者歴22年目になるが、記者として最も大事なことは、事実を尻込みせずに伝えるジャーナリスト魂である。これを記者以外の人に説明するのは中々難しい。どんな職業でも、認められたい、成功したい、お金を稼ぎたい等の目標があり、それに向けて研鑽を積み重ねていく。情報に対する嗅覚を研ぎ澄まし、読者が知らなかった新事実を発見して伝えられた時、ジャーナリスト魂が満たされる。
▼リサイクルに関わる中小企業の中には、取材に応じてもらえないことも少なくなかった。同業他社にノウハウを知られたくない、目立ちたくないという理由が主だった。だが、SDGsやカーボンニュートラル、リサイクルへの貢献等、環境配慮型企業としてアピールをしていかないと、今後は生き残っていけない。排出者や消費者からも理解を得られないだろう。そういう流れもあって、取材アレルギーは以前より随分緩和されたように思う。
▼今、立ちはだかっているのは、秘密保持契約(NDA)と広報部門の壁だ。特に石油化学メーカーのような特許が絡むリサイクル事業は、予め廃棄物事業者とNDAを結び、事業化を進めている。サンプル提供はおろか、情報交換を始めた時点で一切口外禁止だというのだ。もう一つは広報による情報管理が厳しすぎて、取材が成立しないケース。企業のプレスリリースの焼き直しでは、情報媒体としての価値がない。新事実に辿り着く道は険しくなっているが、それもまたジャーナリスト魂に火が付く瞬間でもある。
2026年06月10日【プラ循環協とリサイクラー6社】
環境省の自動車向け再生プラFS事業に採択
競争から協調へ、コンパウンド能力は年間6万~8万tに
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2023年12月22日【大瀧商店】
未利用の廃プラ原料活かし、製鋼副資材を開発
鉄鋼向けのフォーミング抑制剤・加炭材でニーズ開拓
2025年01月14日【プラニック】
ヴェオリアが昨年12月に撤退し、豊田通商が株式承継
本格稼働からわずか2年、採算や品質改善でもハードル
2026年06月05日【独自調査】
プラ一括回収に取り組む自治体の現在地、
32条・33条ルートの実態比較
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]
2026年05月27日 コラム
「積んプラ」を目を細めて眺める息子。買い集めたまま箱を開けずに積み上げられた未組立のプラモデルのことで、少しず[...]
2026年05月20日 コラム
家人の急病により、代わりに畑を耕さなければならなくなった。競争率約3倍の抽選で借りた市民農園の区画である。全く[...]
2026年04月30日 コラム
環境省の職員数は約3,000人。中央官庁も人手不足で、いわゆる「プロパー職員」は全体の3分の1。残るは地方自治[...]