
本媒体と古紙ジャーナルの記者は兼任だ。記者歴22年目になるが、記者として最も大事なことは、事実を尻込みせずに伝えるジャーナリスト魂である。これを記者以外の人に説明するのは中々難しい。どんな職業でも、認められたい、成功したい、お金を稼ぎたい等の目標があり、それに向けて研鑽を積み重ねていく。情報に対する嗅覚を研ぎ澄まし、読者が知らなかった新事実を発見して伝えられた時、ジャーナリスト魂が満たされる。
▼リサイクルに関わる中小企業の中には、取材に応じてもらえないことも少なくなかった。同業他社にノウハウを知られたくない、目立ちたくないという理由が主だった。だが、SDGsやカーボンニュートラル、リサイクルへの貢献等、環境配慮型企業としてアピールをしていかないと、今後は生き残っていけない。排出者や消費者からも理解を得られないだろう。そういう流れもあって、取材アレルギーは以前より随分緩和されたように思う。
▼今、立ちはだかっているのは、秘密保持契約(NDA)と広報部門の壁だ。特に石油化学メーカーのような特許が絡むリサイクル事業は、予め廃棄物事業者とNDAを結び、事業化を進めている。サンプル提供はおろか、情報交換を始めた時点で一切口外禁止だというのだ。もう一つは広報による情報管理が厳しすぎて、取材が成立しないケース。企業のプレスリリースの焼き直しでは、情報媒体としての価値がない。新事実に辿り着く道は険しくなっているが、それもまたジャーナリスト魂に火が付く瞬間でもある。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]