
9月も中旬だというのに、この暑さ。冷やした麦茶がいまだとてもおいしい。麦茶をやかんからピッチャーに移しかえながら、ふと10年近く前の立ち話を思い出した。「私はね、麦茶を大きなPETボトルに入れるの」と近所の大先輩奥様。「麦茶の容器は使ってると茶渋がつくでしょ。だからPETボトルを使って、夏が終わったらポイしちゃうのよ」。無知な若輩者は「へえ、それはラクチンですね」。今なら、そんな受け答えはすまい。「資源回収に出するなら、茶渋で汚れたままはだめですよ」。なんて、大先輩相手にそこまでは口にできないが、やんわりと何か言うことができそう。
▼PETボトルは何かと便利な容器であり、生活のそこここで二次利用される。月に一度の使用済み食用油の回収もPETボトルに入れて出すべしとのことだし、植木の水やりにも重宝である。友人の家ではパスタをPETボトルで保管している。口から出た量がだいたい1人前なので、調理の際に便利なのだとか(入れるのは面倒ではないのだろうか)。リサイクルの優等生ともいわれるPETボトルは二次利用でも優秀だ。
▼身近にあるものをできるだけ使う、利用する。PETボトルに限らず、他のプラスチックにも広げなければいけない現在。様々なプラスチックを使う我々がそのことに目を向ける必要がある。むやみに捨てず、十分に使い、使用後はしっかり分別して、リサイクルへと送り出す。PETボトルキャップリサイクル事業の進栄化成㈱進藤浩代表取締役は、あるセミナーで「消費者参加」のリサイクルへと、社会が変化することの重要性を強調されていた。多くの消費者が廃棄したプラスチックのその後の行く先を知れば、“ポイ”の仕方も変わるだろう。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]