
長いこと焦がれて、数年前のその日、やっとそれを目の当たりにすることが叶った。それとは、世界に3つしかないといわれる陶磁の至宝・曜変天目茶碗である。12、13 世紀の中国・南宋時代に作られたとされる。東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館に展示された曜変天目は、その美しさを際立たせる照明の加減もあってか、ほんの少し見る位置を変えるだけで、藍色の表情や輝きが違った。展示ケースの周囲を何度回っただろう。時間を忘れて、茶碗の中に広がる無限の藍色の世界を楽しんだ。
▼見る角度によって表情が変わり、他にない唯一無二のモノとして愛着を持てるアイテムという点では、海洋プラスチックを活用した再生プラスチックグッズも同じである。buoy㈱(神奈川県横浜市)の海洋プラスチックごみ100%でつくったコースターを初めて見た時、魅力的な色に引き付けられた。コースターという同じ商品であっても個々のカラーデザインを持つ。特定非営利活動法人 荒川クリーンエイド・フォーラムのアクセサリーブランド「aid to」は、東京湾に注ぐ荒川河口で採取したマイクロプラスチックを使ったアクセサリーを販売する。マイクロプラスチックの形状や色を生かしたデザイン性の高い商品で、これもまた一点物だ。
▼さて、曜変天目。4月から本物そっくりのぬいぐるみが販売。3年前の秋に発売された際には注文が殺到し、すぐに予約が停止された。その後も発売されたがすぐに完売。欲しい…。いやいや、唯一無二の素晴らしさを知っているではないか。手にするべきは海洋が生まれ変わったグッズだぞ。己に言い聞かせる。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]