市況・需給の記事一覧

2024年1月6日 ,

【2023年12月のPETボトル市況】
遠東石塚の姫路工場が2024年度上期の容リ入札に参加
輸出市況が底堅く、事業系PETも年末に回復

　　PETボトルの市況価格は、2023年度下期の入札価格が判明した9月以降、軟化基調が続いていたが、12月に入り持ち直しつつある。関係者の間では、2024年度上期の容リ協会の入札価格も上昇するとの見方が強まっている。 　 […]

2023年12月23日 ,

【プラスチック循環利用協会】
2022年の廃プラの排出量、有効利用率は横ばい
マテリアルリサイクルの国内循環利用が急増

　一般社団法人プラスチック循環利用協会は12月22日、2022年の「プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況」の最新統計を公表した。2022年の国内樹脂生産量は前年に比べ94万トン減（前年比９％減）の951 […]

2023年12月22日 , ,

【2023年12月　英国の再生プラスチック市況】
PETボトル価格はピークの84％安、6分の1に
2024年4月の税率改正でプラスチック税も増額に

　英国では2022年4月からプラスチック包装税の徴収が始まった。英国内で製造・使用するプラスチック製品に対して、再生プラスチック原料を30％以上使用しない場合、トンあたり200ポンド（約36.6円/kg）の罰金が課せられ […]

2023年12月8日

【2023年10月の廃プラ輸出量】
単月で年内最多、6万トン台を記録
累計輸出量も対前年比でプラス成長に

　貿易通関統計によると、2023年10月の輸出量は6万1120トンで年内最多を更新した。対前年同月比で28.7%増だった。前月の9月に比べても、6231トン増えた。品種別では、最多のPETフレークが1万2329トンで対前 […]

2023年11月10日 ,

【2023年10-11月の廃プラ市況・RPF価格動向】
発生減で処理単価はじり安
RPF調達価格は今夏に調整も

　今年は廃棄物の発生減が深刻で、中間処理業者の廃プラの受け入れ量も例年に比べて落ち込みが激しい。サーマルリサイクル向けの固形燃料RPFやフラフといった供給責任が伴う中間処理業者は、量を確保すべく、処理費をじりじり引き下げ […]

2023年11月4日 , ,

【ブランドオーナー】
2025年までの自主目標の進捗状況を公表
再生プラ配合進むもバージンプラ使用も増加

　英国のエレン・マッカーサー財団による「グローバル・コミットメント2023 進捗レポート」が10月末、公表された。グローバルに事業展開する食品・日用品のブランドオーナーが2025年までのプラスチック包装に関する自主目標を […]

2023年11月4日

【2023年9月の廃プラ輸出量】
単月の輸出量が年内最多の5万トン半ば
PETフレークは仕向国で20円/kg超の格差

　貿易通関統計によると、2023年9月の輸出量は5万4889トンで年内最多となった。対前年同月比では22.2%増だった。品種別では、三大品種のPE、PS、PETフレークのうち、1万トンを超えたのはPSのみ。PSは1万10 […]

2023年10月21日 ,

【2023年10月　英国の廃プラ価格動向】
再生プラ法施行で乱高下、低グレード品ほど下落率大きく

　海外情報サイトletsrecycle.comの価格データを元に、英国の廃プラ価格動向を調査・分析した。英国では、2022年4月から再生プラスチック法を施行し、一時的に廃プラの取引価格は急騰したものの、その後は急落し、低 […]

2023年10月20日 , ,

【英国の廃プラ削減目標】
2030年にはケミカルリサイクルを30万トンへ
過去8年間で廃プラの埋立処理量は3分の1に減少

　英国の廃プラ市場の規模や手法、今後の方向性を日本と比較しつつ整理した。今後、英国が力を入れていくのは、マテリアルとケミカル、そしてコンポストによるリサイクル推進である。これによって埋立量を大幅に減らす。欧州域内でプラ再 […]

2023年10月5日

【2023年8月の廃プラ輸出統計】
前月より量・価格ともに下落
PETフレークは依然高値圏に

　貿易通関統計によると、2023年8月の輸出量は4万6211トンで対前年同月比8%増えた。ただ、前月に比べると6352トン減少した。輸出量は5月を除き、月を追って増える傾向にあったが、7月をピークに減少に転じた。昨年も6 […]

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