
GW後半四連休の初日、東京・品川区の東洋製罐グループホールディングスのイベント「ごみフェス2024」をのぞいた。イベントは、お笑い芸人でごみ清掃員というマシンガンズ滝沢秀一氏主宰の「滝沢ごみクラブ」とのコラボ企画。当日は滝沢氏の活動に賛同している人たちによる、ごみを減らすための“クラブ活動”紹介や、ごみ分別クイズ、アップサイクルオークション等が行われたほか、使用済みアクリルパネルやペットボトルキャップを使ったゲームもできるとあって、近隣の親子連れなど多くの人が訪れ参加していた。
▼同イベント会場の階下には『容器文化ミュージアム』がある。こちらでは現在「超分別ゴミ箱プロジェクト」の特別展示を開催中(6月28日まで)。コンビニで販売されている飲料やカップ麺、菓子などの商品ごとに、それぞれのごみ箱(A4より少し大きい書類収納のような箱)を並べている。オロナミンC、コカ・コーラ、コアラのマーチ、かっぱえびせん、各商品のごみ箱が個々にあるのだ。その様は、まるでコンビニの中にいるよう。「超分別」。確かに、それぞれを分別廃棄すればリサイクルしやすい。
▼同社は自社グループの事業について「金属や石油といった枯渇性資源から作られた原材料を加工することで包装容器や鋼板などを製造している」とし、投入材料の削減、廃棄物の削減とその再資源化は「大きな使命である」との認識。私たちはそうして作られた高機能包装容器による便利で快適な生活を享受している。使ったものを適切に後始末することは当然である。イベントで楽しむ子どもたちにも、同社の想いが伝わることを願う。
2025年12月08日【容リ協ルートの入札制度】2026年度の入札方法を一部変更 事業者の落札可能量の活用最大化へ
2025年12月08日【展示会現地レポート】「第5回サスマ展」にみるX to Car技術の最新動向自動車部品向けリサイクル加速、各講演でも注目テーマに
2025年12月08日【(一財)家電製品協会】家電リサイクル法施行から25周年を祝す家電業界関係者、政府など200人が参加
2025年12月08日【2025年10月の廃プラ輸出統計】量は前年同月比で25%減、円安受け平均単価値上がりPVCやPETフレークは大きく上昇、他の品種は下落
2025年12月08日【日本PETボトルリサイクル推進協議会】PETボトルリサイクルの動向をまとめた年次報告書公表ボトルtoボトル比率が37.7%に上昇も各社で濃淡生じる
2025年12月01日 コラム
改正資源有効利用促進法(資源化法)で自主目標と定期報告の対象となるプラスチックは、自動車・家電・容器包装の3品[...]
2025年11月25日 コラム
去る11月6日、(一社)日本RPF工業会が開催する「第9回 安全大会」を取材した。RPF製造工場で起こりがちな[...]
2025年11月03日 コラム
慢性的な人材不足に陥っている現在の日本。業界内で言っても、特に中間処理施設をはじめとするリサイクル企業は、3K[...]
2025年10月27日 コラム
来年度の容リ入札制度の見直し方針が示された。検討会は計2回開かれ、安定枠の廃止や上限価格の適正化など、概ね材料[...]