
子供時代にタイムスリップして、ぜひとも受けたい授業がある。㈱バンダイナムコホールディングスの子会社、㈱BANDAI SPIRITSが提供している「ガンプラアカデミア」である。プラモデル工場の見学映像を見たり、プラモデルの組み立て体験を通して、ものづくりを学べる、小学5年生の社会科に対応した授業教材だ。この授業、年間で全国3,568校、22万4,304人を超える児童が参加し(2024年度)、累計の参加児童数は80万人を超えている。学校の授業でガンダムをつくることができるとは、何と羨ましい。
▼そう思うのは何もプラモデルづくりだけではない。授業で組み立てたプラモデル以外の残ったランナー(型枠)のマテリアルリサイクルの実演を見られるオプションプログラムが用意されているのだ。射出成形機を搭載した全長9m、全幅2.5m、全高3.6mのトラック(ウイング車)が学校にやってきて、目の前でマテリアルリサイクルを実演してくれるという取り組みだ。実演前の授業では、身の回りのプラ製品の種類、使用済みプラの洗浄・分別の必要性、企業がプラリサイクルする重要性などを学ぶ。
▼こうした環境教育やリサイクルに関する教育の充実は、プラリサイクル業界に多方面でポジティブな影響を与えるだろう。将来的に環境意識の高い消費者や企業人材が育てば、ものを買う際にリサイクル製品を積極的に選ぶようになるなど、消費行動も変化する。リサイクル工程を実際に目にする教育プログラムにより、未来の担い手である子どもたちのリサイクル技術への理解は深まり、業界の信頼感が増すことはもちろん、資源循環も一層促進されるはずだ。
2026年06月10日【プラ循環協とリサイクラー6社】
環境省の自動車向け再生プラFS事業に採択
競争から協調へ、コンパウンド能力は年間6万~8万tに
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2023年12月22日【大瀧商店】
未利用の廃プラ原料活かし、製鋼副資材を開発
鉄鋼向けのフォーミング抑制剤・加炭材でニーズ開拓
2025年01月14日【プラニック】
ヴェオリアが昨年12月に撤退し、豊田通商が株式承継
本格稼働からわずか2年、採算や品質改善でもハードル
2026年06月05日【独自調査】
プラ一括回収に取り組む自治体の現在地、
32条・33条ルートの実態比較
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]
2026年05月27日 コラム
「積んプラ」を目を細めて眺める息子。買い集めたまま箱を開けずに積み上げられた未組立のプラモデルのことで、少しず[...]
2026年05月20日 コラム
家人の急病により、代わりに畑を耕さなければならなくなった。競争率約3倍の抽選で借りた市民農園の区画である。全く[...]
2026年04月30日 コラム
環境省の職員数は約3,000人。中央官庁も人手不足で、いわゆる「プロパー職員」は全体の3分の1。残るは地方自治[...]