
子供時代にタイムスリップして、ぜひとも受けたい授業がある。㈱バンダイナムコホールディングスの子会社、㈱BANDAI SPIRITSが提供している「ガンプラアカデミア」である。プラモデル工場の見学映像を見たり、プラモデルの組み立て体験を通して、ものづくりを学べる、小学5年生の社会科に対応した授業教材だ。この授業、年間で全国3,568校、22万4,304人を超える児童が参加し(2024年度)、累計の参加児童数は80万人を超えている。学校の授業でガンダムをつくることができるとは、何と羨ましい。
▼そう思うのは何もプラモデルづくりだけではない。授業で組み立てたプラモデル以外の残ったランナー(型枠)のマテリアルリサイクルの実演を見られるオプションプログラムが用意されているのだ。射出成形機を搭載した全長9m、全幅2.5m、全高3.6mのトラック(ウイング車)が学校にやってきて、目の前でマテリアルリサイクルを実演してくれるという取り組みだ。実演前の授業では、身の回りのプラ製品の種類、使用済みプラの洗浄・分別の必要性、企業がプラリサイクルする重要性などを学ぶ。
▼こうした環境教育やリサイクルに関する教育の充実は、プラリサイクル業界に多方面でポジティブな影響を与えるだろう。将来的に環境意識の高い消費者や企業人材が育てば、ものを買う際にリサイクル製品を積極的に選ぶようになるなど、消費行動も変化する。リサイクル工程を実際に目にする教育プログラムにより、未来の担い手である子どもたちのリサイクル技術への理解は深まり、業界の信頼感が増すことはもちろん、資源循環も一層促進されるはずだ。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]