
ある取材先に、「取り組みを啓発したいのは業界ではなく一般消費者なので、業界紙への掲載は歓迎しない」との主旨でお断りを受けた。特集した原稿がお蔵入りとなったわけだ。得も言われぬ気持ちを抱きながらも、得たものはあった。いろいろ考えを巡らせてみて、このWebメディアをなぜ立ち上げたのだろうとの原点に立ち帰れたからだ。今風にいうと、経営の『パーパス』みたいなものかも知れない。
プラジャーナルは、読者とともに社会課題を共に解決していけるメディアにしたいと考えている。幾何級数的に増えたプラスチックは、深刻なごみ問題を引き起こし、今なお解決されないまま。プラスチックのリサイクルは歴史が浅く、簡単に儲けを生み出せる商売でもない。廃プラ輸出で熱狂したバブル時代も終わり、社会的な要請があっても事業の難易度は増している。
そんな不透明な市場環境の中で、いかに経営判断するのか。手探りながらも、プラスチックリサイクルの事業に踏み出す企業を後押しするような情報を提供していきたい。もっとも個々の企業は、競争に打ち勝っていかなければならず、全てのノウハウをさらけ出せるわけはない。ただ、暗黙知を紡いでいくことで、プラ業界で不可欠なメディアとなり、プラごみ問題も解決に導ける推進力になるのではないか。長期的な時間軸、グローバルな視野、利他の精神をもつ読者の方々と歩みをともにできればと思った。
2026年09月04日【容リプラ・製品プラ】
富山環境が1万t弱を期中辞退、容リ協が振り替えへ
初の固形燃料化や自治体に焼却処理の差し戻しも
2026年09月08日【容リ入札制度見直し】
来年度以降、新枠設置やジョイントグループ制度開始へ
高品質再生材の供給へ向け、動静脈連携を促進
2026年09月08日【2026年度下期 PETボトル入札結果】
落札平均は-52.4円/kg、上期から20.7円上昇
エフピコが1.2万tに急増、ボトルからシート用途へ分散
2026年09月18日【連載/第7回 キラリ環境ベンチャー100選】 ㈱JOYCLE 小柳裕太郎代表取締役社長CEO
ごみを「運ばず」「燃やさず」「資源化」を実現する
廃棄物処理を再設計する新インフラ
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]
2026年08月26日 コラム
7月28日に熊本県を震源として発生した「令和8年熊本地震」。被災地では多くの地域住民が避難生活を余儀なくされて[...]
2026年08月12日 コラム
インドネシア・バリ島は、かつて日本人にとってアジアを代表するリゾート地だった。1990年代から2000年代にか[...]
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]