
環境副大臣の中田宏氏に直接インタビューする機会を得た。氏は、若くして横浜市長として活躍したことで知られるが、廃棄物行政に対してひときわ強い関心と深い思い入れを持っている。横浜市長時代には、ごみ減量施策「G30」を推進し、雑がみと容リプラの分別回収によって、ごみ削減目標を5年前倒しで達成するなどの実績を上げた。その原点には、政治家として頭角を現す前に、各地のごみ問題の現場を自ら訪ね歩いた経験があったという。
▼現在、廃棄物関連施策には、カーボンニュートラルの推進と両立させることが求められている。昨年制定された再資源化事業等高度化法をはじめ、今後の資源有効利用促進法や廃棄物処理法の改正、さらには国際的なプラスチック汚染対策条約の動きまで、内外で制度的対応が求められるトピックが目白押しである。プラスチックについても、従来の使用・廃棄から再利用に至るまでのサイクルや、素材としての位置づけそのものが大きく変わろうとしている。
▼そうした中、横浜市では今年4月から、従来の容リプラに加えて、製品プラとの一括回収を市内全域で開始した。2022年度比で約29%のリサイクル量増加が見込まれるが、一方で、製品プラのリサイクル費用は自治体負担となっており、収集から中間処理まで含めて約11億円のコスト増になる見込みだ。かつて市長として歳出削減に辣腕を振るった中田副大臣に「この費用は事業者が負担すべきではないか?」との見解も問うてみた。氏にはぜひ、ごみ量の多い品目の拡大生産者責任のあり方について、全国的な議論を喚起してもらえればと期待している。(インタビュー記事は5月末に掲載の予定)
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
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2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]