廃プラスチックの記事一覧

2025年4月30日 , , , ,

【日本ウエスト】
グループの東海工場で混合廃棄物の破砕・選別ライン拡充

　固形燃料RPF製造を手掛ける日本ウエストグループ（本社＝京都市、長田和志代表取締役）は、三重県三重郡川越町の日本ウエスト東海㈱で、新たに混合廃棄物受入を拡充すべく、高度選別ラインを導入し、2025年5月より本格稼働させ […]

2025年3月31日 ,

【廃プラの輸出単価・輸出量】
輸出量は減少傾向から底打ち、
価格は上昇傾向続く

　2000年以降の日本の廃プラ輸出量と平均単価の推移を調査した。データは全て財務省の貿易統計による。輸出単価はFOB価格となっている。日本からの廃プラ輸出が本格化したのは2000年以降だが、2024年は輸出価格の平均単価 […]

2025年3月31日 , , ,

【トラスト】
海外輸出から独自開発の再生ペレットを国内循環へ
障害者就労支援による選別を強みに、高品質の再生材供給

　㈲トラスト（滋賀県米原市、山形学代表取締役）は、再生ペレットのオリジナルブランド「Re:TRUST（リトラスト）」を立ち上げ、2024年11月から販売を開始した。すでにOA機器メーカーや家電メーカーなど複数の企業から引 […]

2025年3月24日 , ,

【産官学コンソーシアム】
欧州ELV規制に日本でも対応を本格化
2030年までに再生材を2.1万トン供給へ

　環境省は、自動車向け再生プラスチック市場構築を目指すアクションプランの案を公表した。3月17日の産官学コンソーシアムの第2回会合で提示されたもの。欧州のELV（使用済み自動車）規制を受けて、自動車産業の国際競争力を保持 […]

2025年3月17日 ,

【アールプラスジャパン】
PS製のプラ食品容器の持込回収で3倍まで増加
国立市でのプラ回収実証実験にみる成果と課題

　アールプラスジャパンが2024年、プラスチック循環に向けた実証実験を東京都国立市で実施し、その報告書を公表した。回収イベントを重ねるごとに回収量は増え、約3倍近く伸びた。背景には、住民の高い環境意識やリサイクル活動への […]

2025年2月25日 , , ,

【コープCSネット・倉田氏インタビュー】
全国で初めて物流資材の水平リサイクルを実現
配送に使うビニール集品袋でも再生利用を模索中

　コープCSネットは、全国の生協のなかでも先駆けて、2013年に尾道流通センター内に「エコセンター」を開設した。環境負荷の低減と障がい者雇用を両立しながら、紙類や廃プラスチックのリサイクルを推進。特に発泡スチロール容器（ […]

2025年2月17日 , ,

【廃プラ資源化フロー・RPF設備動向】
有効利用率が過去最高、サーマルリサイクル牽引
RPF新増設は約20ヵ所、増産は計25万トン超に

　一般社団法人プラスチック循環利用協会が昨年末に公表した2023年の「廃プラスチック資源化フロー」によると、有効利用率は89.4％と過去最高を記録した。廃プラ排出量そのものは前年より減少するなか、有効利用量や有効利用率は […]

2025年2月10日 , , ,

【ダイセキ環境ソリューション】
静岡市の公募で選出され、家庭系の一廃プラ事業に参入
同市内に3万平米の中間処理・再商品化施設を建設へ

　㈱ダイセキ環境ソリューション（本社：名古屋市）が、家庭系プラスチックのリサイクル事業に参入する。静岡市内に約3万平米の土地を取得済みで、分別収集された年間2万トンの容リプラ・製品プラの中間処理と再商品化を手掛ける。静岡 […]

2025年2月10日 , ,

【2025年1～3月 産廃プラ・RPFの需給・市況】
一時的・局地的に需給緩むも、タイト感は強く
いわき大王の4号ボイラーが4月から稼働開始

　廃プラの処理手法としてサーマルリカバリー（熱回収）が6割超を占め、主要なルートとして確立されている。そのバイオマス燃料となるRPF・フラフの需給動向を取り上げたい。RPFは製紙メーカー向けを中心に買い意欲が強いのに対し […]

2025年1月27日 , ,

【三井化学】
廃プラ分解油をクラッカー投入、ケミカルリサイクル先行
カーボンニュートラル構想を掲げ、原料転換を推進中

　三井化学㈱（本社=東京都中央区、橋本修代表取締役社長）が大阪工場（大阪府高石市）のナフサクラッカーに、2024年3月から廃プラスチック分解油（廃プラスチックを原料とした熱分解油：以下、廃プラ分解油）を投入し、本格的なケ […]

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