
3月、奈良県橿原市に誕生した世界最大の無印良品を訪れた。売り場面積は約8,200平方メートルに及び、そのコンセプトは資源循環社会を体現することだという。店内には不用になった衣類、雑貨、容器の回収ボックスが設置され、染め直された衣料品やリユース品、中古家具、古本が並んでいた。一角には家具のリペア工房も設置されており、環境配慮の姿勢が随所に見られた。こうした取り組みは、無印良品が追求してきた「シンプルなくらし」の世界観をさらに発展させたものであろう。
▼サーキュラーエコノミーの潮流の中で、小売事業者が古着販売に乗り出す動きは、ユニクロやZOZOTOWNなどでも見られる。小売業にとって、ごみの削減や製品のライフサイクルの延長は、ブランドイメージの向上にもつながる。しかし、大量生産・大量販売を前提としたビジネスモデルである以上、リユースを推進することにはジレンマも伴う。店舗で回収し、リユース品を販売ルートに乗せることで商機に変える試みは、この矛盾を解消する一つの手法といえる。
▼とはいえ、小売業者がリユース・リサイクルの専門知識を持たずに取り組むには限界がある。ノウハウが不足している場合、軌道に乗せるまでに時間がかかるため、静脈産業との連携が求められる。回収ルートの構築や再生処理技術、廃棄物の適正処理に関して強みを持つリサイクル企業と協力することで、より効果的な資源循環が可能となろう。いわば、「餅は餅屋」の考え方で、小売業者とリサイクル業者のパートナーシップが今後ますます重要になっていくだろう。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
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2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
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2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
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2026年07月08日 コラム
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2026年06月24日 コラム
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2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]