
家具インテリアリサイクル協会(略称:FIRA)は、スプリングマットレスの広域認定制度の認定を取得し、一般家庭から排出される廃スプリングマットレスおよびその付属品の回収、分別、再資源化へ向けたスキームを確立した。構成会員企業13社が連携し、効率的なリサイクルの推進を図っている。現時点では関東エリア限定のスキームであるが、協会には全国各地から多くの問い合わせが寄せられており、リサイクルへの関心は全国的な高まりを見せている。今後、どのように水平展開していくかが、協会の検討課題となっている。
▼廃スプリングマットレスは、解体・分別工程によって、鉄資源となるコイルスプリングの他、側生地、ウレタン、不織布などに分けられる。ウレタンや不織布といったプラスチック系素材は、主にRPF(固形燃料)としてリサイクルされている。今後は、解体・分別の精度をさらに高め、再生ボードやその他のプラスチック製品への活用も視野に入れる方針だ。ただし、再生材に適した単一素材ごとの分別は依然として技術的ハードルが高く、協会では「すぐに対応可能な環境にはない」という。
▼現在、廃スプリングマットレスの処理に困っている自治体や企業、施設は多い。FIRAとしては、スプリングマットレスを廃棄処理困難製品と位置付け、全国規模でリサイクルできる体制を構築することに注力していく。さらにスプリングマットレスにとどまらず、他の家具類を含むリサイクル事業の展開も視野に入れており、現在は産業廃棄物に関する広域認定の取得へ向け、環境省と詳細の申請協議を進めている。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]