
過日、創刊1周年を記念して記念セミナーを実地開催した。多数のご参加いただいたことをこの場を借りて御礼申し上げたい。情報を通じて「プラスチックが循環する経済圏」をつくっていくことで、ごみ問題を解決に導けるのではとプラジャーナルを創刊したのが一年前。プラリサイクルはマテリアル、ケミカル、サーマル、そして海外輸出といった手法があるが、新たな投資計画や仕組みづくりが目白押し。まさに過渡期にある混沌とした状況を、横断的に知れる機会になればと企画したセミナーだった。
▼参加者から好評だったのが、質疑応答のアプリ「Slido」を使った質問タイムだ。従来、こうしたセミナーで質問を募っても、国民性なのか、発言を躊躇してほとんど手が上がらない(海外のセミナーでは、質問が引きも切らないのだが・・)。ところが、このアプリを使えば、手元のスマホを使って、かつ匿名で講師に聞きたいことが入力できるので、実に多くの質問が集まった。それを司会が1つ1つ講師にぶつけていったというわけだ。心理的なハードルがとれるだけで、ここまで変わるのかという実例だった。
▼同じことがリサイクルにもいえるかも知れない。PETボトルや様々な容器で水平リサイクルを目指すのは、消費者が「使い捨て容器」に感じる、罪悪感に近い心理的ハードルを取り除きたい、というメーカー側の意図が見え隠れする。同じ容器に再生されるので「安心して買って下さい」というメッセージを届けたいわけだ。だが、見落としてはならないのは、目指すべきゴールは「ごみゼロ」「カーボンゼロ」の社会。遠い理想だが、経済を回すためにも、リサイクルによる循環と代替手段を探索することが、ひとまずの落としどころになる。
2026年09月04日【容リプラ・製品プラ】
富山環境が1万t弱を期中辞退、容リ協が振り替えへ
初の固形燃料化や自治体に焼却処理の差し戻しも
2026年09月08日【容リ入札制度見直し】
来年度以降、新枠設置やジョイントグループ制度開始へ
高品質再生材の供給へ向け、動静脈連携を促進
2026年09月08日【2026年度下期 PETボトル入札結果】
落札平均は-52.4円/kg、上期から20.7円上昇
エフピコが1.2万tに急増、ボトルからシート用途へ分散
2026年09月18日【連載/第7回 キラリ環境ベンチャー100選】 ㈱JOYCLE 小柳裕太郎代表取締役社長CEO
ごみを「運ばず」「燃やさず」「資源化」を実現する
廃棄物処理を再設計する新インフラ
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]
2026年08月26日 コラム
7月28日に熊本県を震源として発生した「令和8年熊本地震」。被災地では多くの地域住民が避難生活を余儀なくされて[...]
2026年08月12日 コラム
インドネシア・バリ島は、かつて日本人にとってアジアを代表するリゾート地だった。1990年代から2000年代にか[...]
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]