
過日、創刊1周年を記念して記念セミナーを実地開催した。多数のご参加いただいたことをこの場を借りて御礼申し上げたい。情報を通じて「プラスチックが循環する経済圏」をつくっていくことで、ごみ問題を解決に導けるのではとプラジャーナルを創刊したのが一年前。プラリサイクルはマテリアル、ケミカル、サーマル、そして海外輸出といった手法があるが、新たな投資計画や仕組みづくりが目白押し。まさに過渡期にある混沌とした状況を、横断的に知れる機会になればと企画したセミナーだった。
▼参加者から好評だったのが、質疑応答のアプリ「Slido」を使った質問タイムだ。従来、こうしたセミナーで質問を募っても、国民性なのか、発言を躊躇してほとんど手が上がらない(海外のセミナーでは、質問が引きも切らないのだが・・)。ところが、このアプリを使えば、手元のスマホを使って、かつ匿名で講師に聞きたいことが入力できるので、実に多くの質問が集まった。それを司会が1つ1つ講師にぶつけていったというわけだ。心理的なハードルがとれるだけで、ここまで変わるのかという実例だった。
▼同じことがリサイクルにもいえるかも知れない。PETボトルや様々な容器で水平リサイクルを目指すのは、消費者が「使い捨て容器」に感じる、罪悪感に近い心理的ハードルを取り除きたい、というメーカー側の意図が見え隠れする。同じ容器に再生されるので「安心して買って下さい」というメッセージを届けたいわけだ。だが、見落としてはならないのは、目指すべきゴールは「ごみゼロ」「カーボンゼロ」の社会。遠い理想だが、経済を回すためにも、リサイクルによる循環と代替手段を探索することが、ひとまずの落としどころになる。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]