
中国やアジアの国では、古紙・PETボトル・アルミ缶等は売買されるタテバと呼ばれる資源買取所がある。日本にも以前あったが、現在はほぼなくなった。代わりに普及したのが無人回収所。ポイントを付与するところも多く、セブン-イレブンは全国約3800店舗にPETボトル回収機を設置し、PETボトル1本につき0.2円分をポイントで付与する。最近、自宅近くにもこのPETボトル回収機が設置されたので、買い物ついでに持って行っている。
▼4月下旬、静岡県掛川市がテスト的に開始した「掛川モデル」を取材した。カインズ・掛川店のリサイクルステーションで製品プラを回収し、持ってきた市民に1kg=1ポイントを付与する。集められた製品プラを太洋サービスが回収・処理。プラニックが再生プラ原料として再資源化する。このモデルの画期的なところは、市民の持ち込み方式で小売店のポイントがインセンティブとなり、回収から資源化まで全て民間業者が行うので、自治体が収集・中間処理・再資源化コストを負担しないことだ。
▼集団回収は、自治会などの団体が月に数回、地域の拠点に資源物を集め、業者が引き取りに来る。市町村が各団体に助成金を拠出することが多いが、業者から売払金も支払われる。全国で約8割の市町村が集団回収を実施するが、回収した資源物の91%を古紙が占め、プラ類はわずか0.3%に留まる。プラ類が極端に少ないのは、①有価物ではない品種が多い、②嵩が大きく、回収コストが割高、③専ら物ではない、が主な理由。民間によるプラ収集・資源化の取り組みも多様化し、今後はリサイクル率の向上が見込まれる。
2026年06月10日【プラ循環協とリサイクラー6社】
環境省の自動車向け再生プラFS事業に採択
競争から協調へ、コンパウンド能力は年間6万~8万tに
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2023年12月22日【大瀧商店】
未利用の廃プラ原料活かし、製鋼副資材を開発
鉄鋼向けのフォーミング抑制剤・加炭材でニーズ開拓
2025年01月14日【プラニック】
ヴェオリアが昨年12月に撤退し、豊田通商が株式承継
本格稼働からわずか2年、採算や品質改善でもハードル
2026年06月05日【独自調査】
プラ一括回収に取り組む自治体の現在地、
32条・33条ルートの実態比較
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]
2026年05月27日 コラム
「積んプラ」を目を細めて眺める息子。買い集めたまま箱を開けずに積み上げられた未組立のプラモデルのことで、少しず[...]
2026年05月20日 コラム
家人の急病により、代わりに畑を耕さなければならなくなった。競争率約3倍の抽選で借りた市民農園の区画である。全く[...]
2026年04月30日 コラム
環境省の職員数は約3,000人。中央官庁も人手不足で、いわゆる「プロパー職員」は全体の3分の1。残るは地方自治[...]