
都内日中の気温が20度を超える暖かさだった10月の日曜日、東京・練馬区で市民祭「練馬まつり」が開かれた。ステージパフォーマンスなどのほか、飲食や物販などブース出展が約200団体・商店・企業に上るビッグイベントと聞き、どんな催しなのかと訪れてみると、周辺の通りを歩くのも大変な賑わい。その通行をさらに滞らせている人だかりの先にあったのは、1台の清掃車(パッカー車)だった。
▼多くの子どもと親や大人たちの視線を集めていたそのパッカー車は、何とスケルトン仕様。スライドシリンダー、リフトシリンダーが動く様子がわかるほか、荷箱に大きな窓がはめ込まれ、ごみの入っていく様子がわかる。回転板操作を投入口下のバーでも行えること、圧縮板の力が6000キロあることなどが子どもたちにもわかる言葉で説明されるたび、「へえー」、「すごーい」と声を出していたのは、こどもよりも大人のほう。一際大きな歓声が上がったのは、普段街中では決して見ることができない「排出」の場面だった。説明員の方が「大きい音がするので、苦手な人は耳をふさいで」、「危ないので一歩後ろに下がって」と安全のための注意をすると、見ている子どもも大人も緊張と期待感がより高まる雰囲気に。重さ約1トンもあるというテールゲートが上がり始めると、すぐに皆が「おー!」。排出板が中のごみ(デモ用)を押し出すと「わあー!」。
▼同パッカー車は区内で行われる環境学習やイベントなどで活用されており、夏休み期間を除けば、週2、3回も出動するという。区民にごみの排出や資源分別について関心を持ってもらえる重要なアイテムとなっている。当日、デモの後は撮影タイム。作業服を着て運転席に座れるとあって、すぐに長い行列となっていた。
2026年07月31日【インタビュー】
経産省 GXグループ資源循環経済課 三牧純一郎課長
「循環経済行動計画」でプラ再生材利用が加速
経産省が描く国内循環へのロードマップとは?!
2026年07月24日【2026年7月のPETボトル市況】
容リ協下期は上昇観測も、事業系には天井感
再生PETの利用義務化、輸出規制の検討も進む
2026年07月31日【ただおザウルス】
埋立依存からサーマルへ、防府工場でRPF製造に参入
建廃由来の品質の壁に挑み、2期工事で資源化率向上へ
2026年07月31日【連載/第5回 キラリ環境ベンチャー100選】
「人の手」から「AI」へ
廃棄物工学×AIで進める、資源循環の最前線
㈱イーアイアイ 胡浩代表取締役社長
2024年01月26日【シタラ興産】
埼玉で一廃・産廃焼却施設に122億円投資
2027年に稼働予定、年間1万5000MWの発電も
2026年07月17日 コラム
飲料容器の高度な自動選別を実現する新たなAI機器が、廃棄物処理の現場に姿を現す。今年末に埼玉県のウム・ヴェルト[...]
2026年07月08日 コラム
私の地元の奈良県は「人材輩出県」とも言われる。教育熱心な土地柄で大学進学率は高いものの、本社を置く上場企業はわ[...]
2026年06月24日 コラム
鹿島建設㈱、㈱竹中工務店、NIPPON EXPRESSホールディングス㈱、㈱リファインバースグループ、㈱あおぞ[...]
2026年06月10日 コラム
自治体の指定ごみ袋が品薄となって、市販の無色または半透明のごみ袋での排出を認める自治体が増えているという。指定[...]