プラジャーナルの兄弟紙・古紙ジャーナルに㈱永野商店のコラボ企画として姜尚中氏のインタビューが掲載されたのは今年7月頃。実は姜先生のあの柔らかい語り口調を“生”で聴きたいと講演会に出かけたことがある。当日は開場時間前のかなり早い時間に着くよう出向き、一番前の真ん中の席を陣取った。声のトーンや話す様子はテレビで見ていた通り。やはり実際にご本人を目にすると、その人から放たれる雰囲気をも感じ取ることができるのだった。
▼11月9日、プラジャーナル創刊1周年記念のセミナーを都内で開催し、プラスチックリサイクル事業で成功を収めていらっしゃる5人の講師の方にご講演いただいた。各リサイクル手法における最新の情報や今後の動向予測を、わずか半日で聴くことができた貴重な場であった。終始穏やかな口調であっても、力点を置くポイントでは、その場にいる人たちに歩み寄り、全身から放つオーラでその重要性を訴えてくださる講演者の姿、その様態を見ることができたのは、実地ならではであった。
▼コロナ禍でオンラインを利用したコミュニケーションが増え、それがすっかり定着したかのようではある。しかし、臨場することの醍醐味は、オンラインでは伝わり切れないかもしれない。以前は実施していた工場見学を今は控えているというリサイクル企業が少なくない。にもかかわらず、取材のお願いをした際には快諾してくださる。工場の取材は五感で様々な情報を受け取ることができる場。いまだ衰えを見せないコロナ禍にあって、皆様のご協力に感謝である。
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