
茶飲み友だちの彼女は、行きつけのカフェでいつもステンレス製のマグボトルにコーヒーを淹れてもらう。30円引きにしてもらえるそうで、しかも「エコだから」。「私もそうしよっかな」と思っていたところ、NHKの『クローズアップ現代』が「それ本当にエコですか」という特集。リユースカップサービス企業が、カフェチェーンが提供するステンレス製のリユースカップとプラスチックカップそれぞれを使う際に排出されるCO2の量を比較した。その結果はリユースカップを繰り返し100回使ったとしても、使い捨てカップよりもCO2の排出量が多く、環境負荷が多くなる場合がある。原因は洗浄の際のお湯使用、カップ製造時、そして輸送の際の排気ガスである。
無垢で素直な消費者は、名が知れている商品やサービスを提供する企業が「エコ」と示せば、環境に良いと思いやすい。番組の中でも、商品には原料、輸送、製造、消費、廃棄のそれぞれの工程があり、使う段階で環境影響を減らすことができても、輸送や製造の段階で環境負荷が大きくなることがあり、総合的に判断することが重要と指摘していた。提供する側の企業にもその姿勢が問われ、原料の調達から廃棄まですべての過程に責任を負わなければならない。企業側にごまかす意図がなくても、環境対策が不十分だと指摘されれば、経営を脅かす事態に発展することもある。
「環境」を意味するグリーンと「取り繕う」といういう意味のホワイトウォッシュをかけて「グリーンウォッシュ」。企業のグリーンウォッシュにはもちろん異を唱えるが、自身の生活でも見直す点がある。キッチン収納の引き出しを開けると、色とりどりのエコバッグがぎっしり。プラスチックのレジ袋と綿やポリエステルなどで作られているエコバッグ。エコバッグは50~150回使って、やっと「エコ」になるという。
2026年10月28日【インタビュー】
農林水産省 輸出・国際局 規制対策グループ 大臣官房
新事業・食品産業部 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
~日本産の食品輸出に迫るPPWRの新たなハードル
お茶・牛肉等の包装材に求められる対応とは~
2026年10月28日【2026年10月のPETボトル市況】
廃PETボトル、発生減と争奪戦で一段高に
大手の原料囲い込み、中国産PETのAD関税失効も焦点に
2026年10月28日【PPWRの原則適用開始】
2030年に向けて厳格化する包装規制
日本企業への影響は?!
2026年10月21日【華興】
4万t/年のPETボトルをスマートファクトリーでフレーク化
高度選別ライン・生産管理システムの機械販売も展開へ
2026年10月21日【イタリア・ミラノからの資源循環通信】
第4回「プラスチックごみの選別施設」
国立環境研究所 河井紘輔氏
2026年10月28日 コラム
補助金は、申請すれば必ず採択されるものではない。公募要件を満たすのは大前提として、事業の持続可能性や社会実装へ[...]
2026年10月21日 コラム
産廃業界では、サイバー攻撃を受けずとも、営業機密が丸裸にされているかのようだ。再資源化高度化法で創設された報告[...]
2026年09月25日 コラム
9月8日、東京都環境局が主催する「第2回サーキュラーエコノミーサロン」を取材した。イベントに参加した17社の取[...]
2026年09月18日 コラム
フランスの思想家ジャン・ボードリヤールが1970年代以降に提唱した「シミュラークル」という概念がある。現代社会[...]